ヤクルト・西田明央に戦力外通告 山田哲人と同期・同学年で通算310試合出場の捕手 – サンスポ (sanspo.com)
過去記事はこちらから→「2024年戦力外選手 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)」
上記サンスポの通り、本日西田に戦力外通告がなされた。確かにここ数年1軍で結果を残せず、今シーズンもチャンスを与えられながらも結果は残せなかったのだが、捕手という特殊なポジションの選手であり、来シーズンもチームにとって必要な存在になり得ると思っていたのだが、このタイミングで戦力外となってしまった。今シーズンは古賀、内山という若手捕手が怪我で長期離脱してしまい、捕手の台所事情が厳しくなった経過もあったため、正直このタイミングでの西田の戦力外は予想外だった。こうなると他球団から捕手を獲得するめどが付いたのか?ドラフトで1名指名する方針になったのか?のどちらかということだろうか?今後のチームマネジメントという部分でも気になるニュースとなった。
西田明央
・2010年のドラフトで北照高校からドラフト3位で入団したのが、この西田だった。高校時代バッテリーを組んでいた又野も4位でヤクルトに指名され、北照高校バッテリーがそのままヤクルトに入団する珍しい形となった。高校時代は、どちらかというとエースで4番の又野の方が知名度は高かったと思うのだが、西田もいわゆる「捕手らしい捕手」として評価の高かった選手である。
2学年上にこちらも高校時代から「捕手らしい捕手」として高い評価を受けていた中村悠平がいたため、常に中村の背中を追うプロ野球人生となった。
常に捕手のレギュラー争いをリードしたのは、中村だったが、中村もシーズンごとに波がある中で、西田は、パンチ力のある打撃でもアピールし、2016年シーズンには76試合に出場するなど、2番手捕手として存在感を示したシーズンもあった。この頃は、荒れ球の代表格である新垣とバッテリーを組むことが多く、新垣の荒れ球を必死になってブロッキング、キャッチングする姿も記憶に残っている。
長所であるパンチ力のある打撃面がもう少し開花すれば、ヤクルトのレギュラー捕手の座を掴む可能性もあったと思うのだが、ここ数年、その打撃でアピールすることが出来なかった。2020年シーズンには、7本塁打を放ち、もしかするとここから西田は打撃面で数字を残すのでは?という予感もあったのだが、2021年シーズン以降、全く数字が残せなくなってしまった。何らかの原因があったのかもしれないが、年齢的にもここ数シーズンの失速は少し寂しいものもあった。
それでもプロ14年で様々な経験をした西田の存在は、選手としてチームに必要であると思っていたのだが、来シーズンは少なくともヤクルトでプレーすることは、なくなってしまった。パンチ力のある打撃は長所の一つだったが、それだけでなく、1軍レベルでしっかり守れる捕手としての能力も評価されていた選手である。今後の去就は分からないのだが、これからも是非野球に携わってもらいたい。
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コメント
ヤクルトでのキャリアにおいて小川をノーノーに導いた試合が輝いていますね。
一次で捕手を1人戦力外にしていて、内山が手術するという情報もあります。今季は捕手の陣容が大変だったこともあり少し心配になります。
超匿名さんへ
フェリペの戦力外、内山の手術ということを考えても、このタイミングでの西田戦力外は意外ですよね。