今日は、ドラフト直前に行った1人モックドラフトの反省会を行いたいと思う。
過去記事
・2024年FIYS的1人モックドラフト | ヤクルトファンの日記
※見づらい画像で申し訳ないのですが、下記は1人モックドラフトの結果です。
FIYS的1人モックドラフトルール
・12球団1位~6位まで指名
・候補者は、リストアップした230名の中から選定
・1位が競合した場合には、あみだくじで決定
・2位指名以降は、実際のドラフトと同様の順番で指名
配慮点
・社会人選手の指名凍結者は不明。
・順位縛りも不明。
・FIYSは、野球経験者であるが、メカニック部分の知識は疎い。
・現地観戦はほぼ行っていない。主にテレビ、ネット動画での確認。
・主な参考媒体「野球太郎」、「ドラフト会議ホームページ」
※あくまでも、一ヤクルトファンとしての、素人の予想遊びとなっています。
一応上記のルールで実施させてもらった。いくつかのポイントに絞って振り返ってみたい。
①ドラフト1位
・ドラフト1位に関しては、モックドラフトで指名された12名中7名が指名された。
今年は事前に1位入札を公表していたのが、広島のみだったこともあり、1位入札に関しても12球団中5球団のみがモックドラフトと同様となったが、7球団はモックドラフトとは違う選手を入札することとなった。オリックス、ロッテが西川(青学大)、阪神が金丸(関西大)に入札したのは、個人的には意外だった。また渡部(大商大)が1位指名12人に入らなかったのも意外だった。しかしこの辺りは、指名が重複した球団の中でくじを外してしまった球団によってチーム事情も戦略も変わってくるため、ある程度想定内ではあった。佐々木(青学大)、柴田(福岡大大濠)、村上(神戸弘陵)の1位指名に関しても、モックドラフトでもいずれも2位で指名されていたことから、サプライズという類のものではなかった。しかしDeNAが金丸の外れ1位で竹田(三菱重工West)を指名した部分については、全く読めなかった。このDeNAの1位指名は個人的には大きなサプライズだった。正直ドラフト識者の方のモックドラフトでも1位に竹田を持ってきているものを見た記憶がなかったため、多くの方にとって驚きの1位指名になったのではないだろうか?
モックドラフトで1位指名となった渡部、篠木(法大)、佐藤柳(富士大)、今朝丸(報徳学園)、藤田(東海大相模)もきっちり2位で指名されていた。そう考えると前評判の高かった選手がしっかり上位で指名されたドラフトになったのかもしれない。
②ドラフト2位
・昨年のドラフトは、2位で予想外の指名が多かった印象なのだが、今年は、ある程度想定内の結果となった。それでも楽天の徳山(環太平洋大)、ロッテの宮崎(ヤマハ)、ソフトバンクの庄子(神奈川大)、に関しては、モックドラフトでは指名が見送られていた選手である。徳山は、事前のブログ記事でも記しているのだが「1位縛り」という情報もある中で、1位で指名できる球団はないかな?と考えた中で指名を見送った。また庄子に関しては、各球団のバランスを考えた中で指名が見送られたのだが、宮崎に関しては完全にノーマークであり、個人的に作成した230名のリストからも漏れていた。こういった指名が見られるのが、ドラフトの楽しみでもあるし、自分の行ったモックドラフトと比較して楽しむことが出来る。
③私がピンポイントで狙った指名について
・「1人モックドラフト」を行う中で、自分の中でこの選手は上手く指名出来たと感じる選手が数名いたため、その選手についても触れておきたい。
西武2位佐々木(青学大)→実際には、広島外れ1位
・強打の内野手佐々木は、もし広島が1位で指名していなければどうなったのか気になっている。個人的には少し繰り上げて西武が2位で指名したつもりだったのだが、プロ側の評価は私の評価よりも高かったようだ。
日本ハム2位石田(北星学園大付)→実際には、巨人4位
・日本ハム2位にピッタリはまる投手だと思ったのだが、実際には巨人の4位となった。前評判からすると4位でも上位に感じる方も多いかもしれないが、個人的には、非常に高い評価をしていた大型の投手である。
広島3位高尾(広陵)→実際には指名漏れ
・サイズに恵まれてはいないが、完成度の高い投手ということで、地元広島が狙っても良いかな?と感じ、思い切って3位で指名(何となく3位縛りのようなものがありそうだと感じたため。)したのだが、実際には指名漏れとなってしまった。
ヤクルト3位西村(東芝)→実際には指名漏れ
・モックドラフトの流れ的にもヤクルトの3位で西村が獲得できたことは、非常に大きかったと感じていたのだが、実際のドラフトでヤクルトがチョイスしたのは同じ社会人サウスポーでも荘司(セガサミー)だった。個人的には投手としての総合力の高さが光る西村を希望していたが、荘司はどの程度数字を残せるだろうか?
西武4位城野(西濃運輸)→実際には指名漏れ
・昨年のモックドラフトでも西武が4位で指名しており、今年も打力のある捕手の獲得はあり得ると感じて指名したのだが、今年も指名には至らなかった。
巨人6位津嘉山(神戸国際大付)→実際にはソフトバンク育成ドラフト7位
・右肘の故障がありながらもプロ志望届を提出したということは、いずれかの球団が本ドラフトで指名に向かうと予想した。巨人がソフトバンクの二択の中で巨人を選択したのだが、実際には、本ドラフトにはかからず、ソフトバンクに育成指名されることとなった。
その他の選手では、モックドラフトでDeNA3が位で指名した山口(仙台育英)が実際にはオリックスの3位。モックドラフトでロッテが3位で指名した加藤(徳島IS)が実際にはDeNAの3位と順位感的には上手く指名出来たと感じている。
④ピタリ賞、ニアピン賞
・「モックドラフト」は、決して当てモノではないのだが、ピタリと一致する指名があった場合には気持ち良いものである。
ピタリ賞
ソフトバンク3位安徳(富士大)
ニアピン賞
阪神2位今朝丸→モックドラフトでは、阪神外れ1位
昨年に比べて、ピタリ賞もニアピン賞も減っているが、指名順位的には、ある程度上手く指名出来たように感じる。昨年よりも各指名選手の順位感的なものはハマっていたのではないだろうか?
⑤感想
・やはり準備が大変であり、モックドラフト自体もある程度時間がかかるため、大変な部分はあるのだが、それでもドラフト好きの1人として、とても有意義であると感じている。昨年も感じたことなのだが、ヤクルトのドラフトを考える中で、実際にモックドラフトを行ったほうが、「どういった選手がどの順位で残っていそうか?」という部分が見えやすくなるため、よりリアリティのある予想が出来るように感じる。実際には、2位で吉田(西濃運輸)、6位で広池(九州東海大)は獲得できなかったし、3位西村、4位寺岡(徳島IS)は指名漏れ、5位冨士(大宮東)は、育成指名という結果だったのだが、それでもやはりドラフト本番を見据えた中でしっかり指名が出来たという手応えは感じることが出来た。
私の場合は、上記の配慮点にも書いてある通り、あくまでも二次情報、三次情報を使った中でのモックドラフトではあるのだが、その中で自分が評価している選手を事前報道よりも高く指名するなど自分の色を出すことが出来る。新たなドラフトの楽しみ方を知ったような気がしている。もし可能であれば来年以降も継続していきたいと思う。
読者の皆様には緩い目で見て頂きたいと思う。
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