【1軍】(沖縄・浦添市)
▼投手(21人)石山泰稚、清水昇、奥川恭伸、吉村貢司郎、星知弥、松本健吾、小川泰弘、ランバート、矢崎拓也、宮川哲、金久保優斗、バウマン、鈴木康平、下川隼佑、石川雅規、山野太一、荘司宏太、田口麗斗、石原勇輝、高橋奎二、長谷川宙輝
▼捕手(5人)古賀優大、中村悠平、松本直樹、矢野泰二郎、橋本星哉
▼内野手(8人)赤羽由紘、山田哲人、オスナ、伊藤琉偉、長岡秀樹、茂木栄五郎、西村瑠伊斗、武岡龍世
▼外野手(8人)並木秀尊、サンタナ(2月12日~)、浜田太貴、増田珠、西川遥輝、丸山和郁、沢井廉、岩田幸宏
【2軍】(宮崎・西都市)
▼投手(18人)中村優斗、木沢尚文、高梨裕稔、大西広樹、小沢怜史、原樹理、竹山日向、阪口皓亮、丸山翔大、広沢優、西舘昂汰、沼田翔平、西浜勇星、翔聖、山本大貴、山下輝、坂本拓己、佐藤琢磨
▼捕手(4人)鈴木 叶、中川拓真、松本龍之介、内山壮真
▼内野手(9人)北村拓己、北村恵吾、高野颯太、川端慎吾、宮本丈、田中陽翔、村上宗隆、沢野聖悠、根岸辰昇
▼外野手(3人)塩見泰隆、太田賢吾、モイセエフ
サンケイスポーツ引用
春季キャンプのメンバー振り分けが発表された。パッと見での印象では、ある程度実績を残しているリリーフ投手は、無理に競争させずに開幕までにしっかり間に合わせてもらえば良いという判断をしているように感じた。木澤、大西、小澤、山本辺りがそういった選手にあたるだろうか?その分1軍生き残りをかけた競争が激しくなりそうである。
それでは、今年もキャンプ、オープン戦の個人的なポイントを挙げていきたいと思う。
①支配下登録争い
・2軍施設の守谷移転に向けてという部分もあると思うのだが、昨年の育成ドラフトでは、大学、社会人の選手を積極的に獲得するなど、チーム全体で育成契約を結ぶ選手の意味合いに変化が見られ始めたと感じている。競争を勝ち抜いたものと支配下契約を結ぶというフォーマットを作ろうとしているのではないだろうか?70人の支配下契約の枠には、まだ若干の余裕があるため、投手を中心に開幕までに2名程度支配下契約を勝ち取る可能性はあるのではないだろうか?
昨シーズンのイースタンでの実績と最近の報道を見ていると、育成ドラフト3位で指名された下川が1軍キャンプに抜擢されるなど、ほんの少しリードしているようにも見えるのだが、ここからサバイバルレースが始まることになる。下川としては、年齢的にも開幕までに結果を残して、一気に支配下契約を掴みたい所だろう。その他にも下川と共に1軍キャンプに抜擢された鈴木康、2軍からの浮上を狙う沼田、西濱、佐藤、広澤辺りも虎視眈々と支配下契約のチャンスを伺うことになりそうである。野手でも育成ドラフト1位の根岸に注目してみたいと思う。
ヤクルト史上最も激しい支配下登録争いになりそうである。
②新戦力チェック
・キャンプ、オープン戦の楽しみと言えば、やはり新戦力のチェックである。ドラフト組では、ドラ1中村がコンディション不良もあり、2軍スタートとなってしまったが、ドラフト3位の荘司、ドラフト5位の矢野、育成ドラフト3位の下川は、1軍スタートとなった。生き残りに向けて、とにかく結果が求められることになりそうである。
そしてランバート、バウマンの両新外国人投手にも注目である。ランバートは先発の軸の一角を担ってもらいたいし、バウマンには、タフなリリーバーとしての役割を期待したい。特にランバートに関しては、動画で見たメジャー時代の投球に好印象を持っているため、注目である。
移籍組では、1軍キャンプに入った矢崎、茂木に注目である。2人ともにチーム内での居場所を確保することが出来るだろうか?
③山田、塩見は開幕戦のスタメンに名を連ねるか?実績のあるリリーバーは、開幕に合わせることが出来るか?
・昨シーズンコンディション不良に苦しんだ山田と塩見が開幕のスタメンに顔を揃えるか?という部分にも注目してみたい。山田は1軍スタート、塩見は2軍スタートとなったのだが、ここからのキャンプ、オープン戦を怪我無く過ごし、開幕戦に状態を合わせることが出来るだろうか?両選手ともに現段階では当たり前にレギュラーを掴める選手とは言いづらくなってきている部分もある。しかし、状態が戻れば、他球団から脅威に感じられる選手だけに是非開幕戦のスタメンに名を連ねてもらいたい。
・そして記事冒頭でも触れたのだが、おそらく無理に競争させて、開幕前に疲弊させないように配慮されたと思われる木澤、大西、小澤、山本辺りが、開幕にしっかりと合わせることが出来るか?という部分にも注目である。じっくり仕上げて、開幕には1軍のベンチに入ってもらいたい投手である。
④内山壮真
・コンディション面で気になるのが内山である。昨シーズンは腰を負傷し、長期離脱となり、今キャンプでも2軍スタートとなった。ライバルが多い捕手の中でも打撃力という部分で他の捕手との違いを見せられるだけの才能を持った選手だと感じているだけに、コンディション面がどこまで戻っているか気になる所である。2軍スタートになった選手の中で個人的に最も心配なのがこの内山である。キャンプ中に1軍に合流できるだけのコンディションにあれば良いのだが…
その他では、やはり村上が2軍スタートになったことが目立っている。内山同様コンディション面がどこまで戻ってきているのか確認してみたい。
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コメント
セ・リーグのDH制についてはどうですか?
自分はぜひ、採用してほしいんですが高津監督は乗り気ではないみたいですね。
交流戦期間中だけ、DHなしとか色々と試してほしいですね!
アームさんへ
私は「DH」賛成派です。投手の負担軽減につながるという部分とより攻撃的な野球が見られるようになるのではないか?という部分、今以上に多くの選手にチャンスが巡って来るのではないか?という部分がプラス要素としてあるのではないか?と考えています。
おっしゃる通り支配下争いが一番面白いですね
実績的に下川、鈴木康がわずかにリードしていると思いますし、ケガさえなければオープン戦で投げる機会はありそう。リードがありながらも年齢的にもがけっぷちでもありますから結果をしっかり残してほしいです
個人的には西濱に期待してます。
投手は宮川、金久保、長谷川あたりは一軍に呼ばれましたけど厳しく言えば入れ替わりの位置にいると思われます。去年とは違うというところをキャンプでアピールしないといけませんね
加えて石原に注目してます。フェニックスリーグあたりから良いピッチングしていたのであれが常にできるなら一軍に残れそうですね
捕手はどうなるのか。メインは中村として古賀松本直が2番手を争う中に矢野橋本は加われるのか。そもそも橋本は捕手起用なのか。内山壮のコンディションが戻れば打力を考えると内山を一軍におきたくなるし。
saboさんへ
支配下争いと投手のサバイバルレースは要注目ですよね。西濱も楽しみな選手ですよね。