ヤクルト5-12広島
結果的には捨て試合のようなゲームとなってしまった。満員のホーム神宮での同一カード3連敗。今日のゲームはプロとして不甲斐ない試合になってしまったのではないだろうか?もちろんガチンコで行なうプロ野球のゲームであるのだからこういうゲームがあることは仕方ないことではあるのだが、ファンとしては寂しい限りである。
高梨のピッチングについては論外である。荒れ球が上手くハマれば相手打線を抑え込める可能性もあるのかもしれないが、安定感がなさ過ぎる。程よく荒れているというレベルではないため、簡単に試合を壊してしまう。トレードで獲得したのはおそらくヤクルトにいないタイプの本格派の先発投手という事で補強ポイントにはしっかり合致していたと思う。高梨にとってもヤクルトに入団したことはプラスに働いたはずである。オープン戦から圧倒するような投球を見せることは出来ていなかったのだが、しっかり開幕ローテに入る事が出来たし、勝ち星も4つ積み上げる事が出来た。しかし勝ち星を上げている試合でも安心して見ていられたなと感じる試合は少なく、ここ数試合は壊滅的な投球が続いている。これではいくらやクルトにいないタイプの投手だからといっても優先的に起用するわけには行かない。
今日はしっかり結果を出さなければならないゲームだったのだが、2回1/3で被安打3与四球4の3失点で降板となってしまった。はっきりしたボールが多く、ストライクが入る球種も限られているため、ストライクを投げる事が出来ても打者に対応されてしまう。マウンドで苦しんでいる事が素人目にも伝わってくる投球だった。これでは1軍のマウンドは厳しい。ヤクルトの投手陣は他球団に比べても層が薄いのだが、それでもこの投球では、1軍のマウンドに上げることは出来ない。高梨にとって2軍はすでに調整の場ではないと思う。しっかり結果を残して他の先発を狙う投手との競争に勝ってから1軍のマウンドに上がってもらいたい。
リリーフ陣もこういった展開でしっかり結果を残した大下、蔵本が結果を残せなかった。敗戦処理のような役割であっても今の時代にあっては大切な役割である。こういう場面でしっかり抑える事がチームの勝利に繋がって行くのである。蔵本についてはチーム状態もあり、思わぬところでタイトな起用法になっている印象もあるのだが、それにしても今日は打たれ過ぎである。選手層の薄さが目立つ形になってしまった。
打線は打線で今日も繋がりに欠けてしまった。特に5回の0アウト満塁での無得点は痛かった。1-5とリードされた場面ではあったのだが、イニングを考えるとまだまだ追い上げられる状況だった。ここで一気に得点を重ねたかったのだが、奥村、山田哲、山崎と広島先発の九里の前に抑え込まれてしまった。1点でも返しておきたい場面だったのだが、1点すら返す事が出来なかった。特に山田哲は状態が落ちている。昨日、今日とノーヒットで打率もついに2割6分台に落ち込んでしまった。ホームランも止まってしまい、今シーズン何度目かのスランプに陥ってしまっている。オールスター以降強くコンタクトしようとする意識は感じていたのだが、結果が出ていない。こうなると山田哲個人もチームとしても苦しくなってしまう。山田哲は調子が悪いからといって休ませられる選手ではない。5回の場面ではどうしても結果が欲しかったのだが…不甲斐ない三振に倒れてしまった。
P.S 小園はいいですね。初球のカーブをしっかりスイングして捉える辺り、並の高卒ルーキーではないですね。正直1年前にはプロ1年目からこれだけ結果を残せる選手だとは思わなかったので驚いています。あれだけ強い打球を弾き返せるのはセンスですかね?
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コメント
小園か。
昨年のドラフトで全日本U18の正ショートだった小園。
結局4球団指名でカープとなったわけだが、行きたかったね。
根尾はショートはドラゴンズ京田いるので、センターあたりで落ち着くのかな?
このドラフトの痛恨は、
オリックス1位の太田をここで逃してしまったこと。
ある意味、ドラフト戦略は当たっている。
が、大物高校生ショートを取り逃がしたのはね。そして高校生ショートの補強しなかったこと。
西浦以外及第点つけることできないショートは皆無。
代えの利かないポジションであるわけで、来年FAで中島もしくは鈴木大地、クルーズみたいなショートの外国人補強が迫られているなと。
あと、山田哲人をどうするのかで予算から何から変わってくるのですが。
奥村は守備とバントは良いが、打力が非力すぎる。
立浪も言ってたが、チャンスのボールの待ち方の勉強必要。
廣岡は、
打力でなく、堂上や昔だと鳥越のような大型守備的スーパーサブショートになっていきそうな予感。そっちのほうが速いのかも?
彼も配球とかそういう心理っていうのを勉強したほうが良い。モロすぎて同じ失敗しすぎ。
太田は。
開幕直後の調子をどうにか取り戻してほしい。
1番で起用できるまで復帰してほしいが。
山田哲人いなくなったら、セカンド候補の1番手かな?
トレード期間はあと3日か。
何かあるのだろうか?
小川監督は来年以降フロント入るとしてどのような設計図を来年、3年~5年後考えているのかな?と。
たしかに達川氏のいう通り、
先発2枚入れて、小川、原、ブキャナンとまわり、
サード、ショート入れたら優勝争いはできると思う。
なんか、
心はすでにシーズンオフになっています。
川端の処遇と山田哲人でしょう。小川は絶対に残留させてほしい。
2014ドラフト失敗が響いていますね。
高梨は成瀬よりも勝っていると思うしかないです。
試合。
休憩中に見ていてすでに1-5.
ノーアウト満塁で0点。
語る気さえおこりませんでした。
高梨はストライク取れなかったので自滅ですね。
個人的には高梨は真っ直ぐで空振りを取れてるので短いイニングで細かいコントロール気にせずに全力で投げれる中継ぎの方が適正あるように感じるんですよね(抹消らしいですが首脳陣も考え方を変えてもらいたいですね)
あと采配も小園のホームランですが1-3の2点差でしたから一塁が空いていて次は投手でしたから歩かせるのが普通なのに勝負してるのは試合を冷静に見れてないですね(こんな事やっていたら来年も最下位ですね)それに久保を落として中継ぎ7人で足りてると思ったのですかね??補充しないのも疑問だらけですね(DeNAは9人ですからね)。
選手の力不足もですが何度も言いますが監督・ヘッド・投手・バッテリーコーチの意思疎通も取れてとは思えないし組織として機能してませんね。
試合のポイントは無死満塁で得点が取れなかったのところですが奥村は差し込まれるの嫌だからポイント前で打ちたいでしょうけどあれではボールの見極めも悪いのと今の手打ち打撃では厳しいでしょうね(西浦みたいにフォーム改造ですね)。
山田は2017年時と同じですかね、どこか悪いのか疲れて下半身が安定してないので足を高くあげるとタイミングもストライクボールの見極めもバラバラなんでしょうね(彼には誰も助言や右打ちや待ての指示も出せないのですかね??ヤクルトは彼が打たないと以前から勝てなくなってるので心中するなら、もっと負けるかもですね)
借金も20に王手ですが、8月は高給取りに働いてもらう為に坂口・川端・畠山を上げて小川監督が最後の手を打つかですかね??(川端・畠山もこれでダメなら納得するでしょう)
あとは打順の再考と中継ぎを9人する事ですね(寺島・中尾・館山など高梨も中継ぎ調整させるべき)
最後に小園ですが体つきがプロ仕様になってきて守備は肩も強く打球への反応がいいですね、打撃は真っ直ぐタイミングで変化球は突っ込むけど前で合わせていくんでしょうね、インサイドは得意かなと、外に弱点がありそうかなと勝手に思ってます。
(来年以降は小園ショート固定でしょうから田中は完全にレギュラーを失いましたね、菊地がメジャーならセカンドでしょうけど残ったら控えとは厳しい世界ですね)
> タラちゃんさんへ
私は小園が1年目からこれだけ結果を残すとは思っていなかったので驚いています。
ヤクルトの遊撃手問題は中々解決しませんね。
トレードの動きは結局ありませんでしたね。
> kさんへ
高梨は日本ハム時代もほぼリリーフはしていないですよね?その辺りが少し気になるんですよね。リリーフで起用すること自体は素人目には面白いと感じるのですが…
山田哲が田中浩を追いやったように小園も田中を追いやりますかね?プロの世界の厳しさを感じると共に世代交代と言う意味では理想的な形だなとも感じます。