ヤクルト4-5広島
前日の大逆転負けもあり、非常に厳しいゲームになることは予想していたのだが、その反面好調なベテラン石川が広島打線を上手く空転させることもあり得るのではないか?という期待感も感じていた。石川は今日のゲームでも奮闘してくれたのだが、昨日に続いて鈴木誠也にやられてしまった。鈴木誠也の勝負強さは素晴らしいものがある。
私は過去にこんな記事を書いている。→「鈴木誠也は山田哲人と成り得るのか?」2016年4月、鈴木がブレイクする直前の記事である。それから3年以上の月日が経過し、山田哲は山田哲で素晴らしい数字を残し続けてくれているのだが、鈴木もすでに山田哲と完全に肩を並べる存在になっている。勝負強さ、チームを勝利に導く一打と言う意味では鈴木が山田哲を上回っていると思われる。昨日のゲームの9回に放った同点3ランホームラン、今日のゲームで放った同点2ランホームランとタイムリー含め、ヤクルトも相当打ち込まれてしまっている。大事な場面での集中力は他の追随を許さない。
今日も石川なりに鈴木を何とか封じようと頭を使って投球したと思うのだが、そんな小細工は通用しないとばかりに打ち込まれてしまった。石川自身もこの鈴木対策には今後も悩まされることとなりそうである。
一方でヤクルトのスーパースター山田哲にも1点ビハインドの9回に2アウト満塁という願ってもない場面で打席が回ってきた。昨日のゲームのお返しとばかりに豪快な一撃を期待したのだが、結果はライト鈴木へのファールフライとなってしまい、ゲームセットとなってしまった。中崎は1アウト満塁で青木、山田哲と対峙し、カウントも悪くしていただけにこの2人で一気に試合を引っくり返してもらいたかったが、そうはいかなかった。特に山田哲には期待したのだが…これが現状の山田哲と鈴木の差なのだと思う。これからは山田哲が鈴木を追う立場になっていくのかもしれない。
ペナントレースも残り30試合弱となり、ヤクルトとしては個人成績以外のモチベーションが見出しづらくなっていると感じる。それでもファンとしては個人成績だけでなくチームの勝利を見たいのである。石川の200勝も山田哲のトリプルスリーも村上の打撃タイトルと新人王も興味深いことではあるのだが、私が第一に望むのはやはりヤクルトスワローズの勝利である。どんな状況でもあくまでも勝利を目指して戦って欲しい。
39歳石川、35歳ハフとベテラン2人が今日はマツダスタジアムで広島打線に飲み込まれてしまった。石川は自ら勝ち越し2点タイムリーを放ち、一度は勝利投手の権利を手にしかけたのだが、5回に広島打線に追いつかれ、5回を投げ終えれずに降板となってしまった。そして昨日ゲームで大逆転負けの要因を作ってしまったハフは、8回からマウンドに上がったのだが、いきなり安部に勝ち越しホームランを許すなど連日厳しい立場に置かれてしまった。ハフはベテランであり、メンタル的に大きく崩れてしまうことはないと思うのだが、2日連続して敗戦の責任を負うような形となってしまったのは気の毒である。
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コメント
山田哲の連続盗塁成功に村上の清原越えと記録づくめなのと試合も先制してまた突き放しても負けてしまうのはキツいですね。
鈴木誠は好調で昨日もやられてるので歩かして松山勝負の方が抑える確率が高いと思うのですが……いつも同じ相手(ゲレーロ・堂上など)にやられているんですよね、チームの勝利が優先されるので試合前にバッテリーコーチはミーティングとかしてるか疑問と感じてしまいますね(鈴木誠は山田哲とはタイプか違いますが現状ならケースに応じて軽打でチャンスに強い鈴木誠の方が怖い打者ですね)
ポイントとしては最終回の山崎のバントですかね、彼のタイプならバント成功を求められるのですが、ずっと失敗してるので首脳陣はもう諦めてもいいのでは?と思いますけどね(山田の得点圏打率が低いのも変わらないですね、良いときなら山田は最低でも四球を選んでますよね)
あと石川だったので守備優先で奥村1番だと思いますが、打てない奥村にトップは厳しいですし相手も楽ですし得点力は落ちますよね、この辺は太田に経験を積ます為に1番固定させてもらいたいですけどね。
次は山口で5月は抑えられてますけど、初戦の負け方が悪いのでまた同じ相手にやられそうですね。
それと山田大はケガですかね?下でも調整登板してませんし気になりますね。
小川が中5日だと週末は田川・ブキャナンだと金曜は清水でしょうか?
石川も飲み込まれてしまいました。今の鈴木誠也は手がつけられませんね。あくまで勝利に拘るなら、同じプロとして情けない思いがあるかもしれませんが、今日は満塁以外なら歩かせることを第一の選択肢とした配球と試合運びをしてもらいたいですね。現状抑えられるイメージが湧かないです。
終盤の同点の場面で特定の投手しか人がいないことに行き着きますが、前日サヨナラ負けで監督から球威がないとコメントした投手を投げさせなければならないとこに、投手陣の台所事情の苦しさが表れています。
肩を並べるというか、
鈴木のほうが数段上ですね
勝利への貢献度が全然違います
> 超匿名さんへ
鈴木は相手からすると非常に怖い打者ですよね。
投手陣の台所事情は厳しいですよね。
> わしさんへ
3連覇チームの主軸ですからね。素晴らしい勝負強さですよね。
しかし山田哲も素晴らしい選手であることに変わりはありませんよ。
> kさんへ
>
> 個人記録と言う意味では村上も山田哲も楽しませてくれていますよね。
>
> 山田大は不可解な形で登録抹消されたので何らかのアクシデントでしょうね。と思ったら明日先発なんですね。
鈴木誠也と山田哲人。
どっちが上?
守備位置が違うので、比べようがないかな?
打撃は鈴木誠也。走塁は山田哲人。守備は別ポジションだから比べようがない。
ただ、セカンドっていう希少価値なんで山田?
でも、
日本球界で右投げ右打ちの外野手の強打者。
他に誰いますか?
バレンティンかDHだけどデスパイネっていうくらいで、
他はみんな右投げ左打ちっていう状況。
鈴木誠也ね。
毎年年末の中居くんの番組で、
ドラフトあるが、
山田哲人、坂本の次に希少価値ある選手かと。
トリプルスリー狙える逸材でしょうしね。
今後も3番にして、
西川を2番。4番バティスタにしたいところでしょうが、バティスタはもういない。鈴木誠也に勝負できるような展開に持って行けたら、リーグ優勝難しいでしょうが、CS、日本シリーズ進出あるかと。
ただ、安定の緒方監督で来年は暴力事件もありないはずなんで、そこがどうなるのかな?
まあ、2番に出塁率低い菊池置いてるようでは勝てないね。
本当は彼には6番くらいの美味しい打順で気軽に打たせたほうが良いかと思うけどね。
> タラちゃんさんへ
山田哲と鈴木どちらも新時代を引っ張る存在ですよね。