ヤクルト3-5DeNA
チームとして何を目標に残りのシーズンを戦うのか?この部分がはっきりしないだけに優勝争いを続けているチームと戦うことは難しくなってしまう。個人成績のために野球をすることも「プロ」としては当然のことであるのだが、ファンとしてはやはりそこにチームの勝利がくっついてきて欲しい。村上や山田哲の個人記録への挑戦は感心事の一つだし、青木、バレンティン、雄平辺りのベテランもしっかり数字を伸ばしたいところだろう。若手も個人成績と言う部分でアピールするのが手っ取り早いはずだ。しかしそれだけでは、勝てるチームになってこないことも確かである。2017年シーズンの終盤は若手に経験を積ませることも多かったが、それが成長に繋がったかというと「?」の部分もあると感じる。個人成績を残しながらもチームの勝利を経験することで選手は成長し、チームも向上して行くのではないだろうか?チームとしての目標を見失った中でどういった戦いが出来るのか?小川監督の最後の仕事になるのではないだろうか?
先発の高橋に関しては、6回で112球を投げ、被安打4(被本塁打1)、与四球3の3失点ということでQSは達成してくれた。ロペスの2ランに関しては、2アウトランナーなしから筒香を歩かせてしまった直後のホームランということで点の取られ方は良くなかったし、5回の失点も守備のミスが絡むなどもったいない部分はあった。しかし今シーズンの高橋に関しては中6日でもある程度のボールが投げられていることを評価したいと思っている。防御率が6.00で3勝5敗という数字は良い数字ではないのだが、春先から先発ローテで回り、17試合を投げ、夏場にこれだけのボールが投げれるようになったこと自体、高橋の成長を示している。今日も6回で8つの三振を奪うなど高橋らしいキレのあるストレートと変化球を投げ込んでくれていた。決して悪い投球ではなかったと思う。
リリーフ陣は石山、ハフ、近藤の不在がもろに響いてしまった。7回~登板した星が筒香に勝ち越しタイムリーを許すとその後もピンチを招いて1イニング投げ切れずに降板することになってしまった。こうなってしまうと終盤勝負は分が悪い。星には頑張ってもらいたいのだが、中々結果が付いて来ない。
打線は怪我が心配された山田哲は3番セカンドで出場したのだが、結果を残すことは出来なかった。おそらく万全ではない状態だと思うのだが、それでもプレー出来てしまう山田哲も大したものである。怪我に強いというのも名選手の条件の一つである。無理をして欲しくない気持ちもあるのだが、本人はトリプルスリーに関しては達成したいという強い気持ちがあるのだと思う。かなり厳しい状況ではあるのだが、個人成績に集中しても良い状況であるため最後まで思う存分プレーしてもらいたいと思う。
山田哲以外で個人成績が楽しみな選手と言えば村上である。今日のゲームでは新人王を争う上茶谷から先制ソロホームランを放ってみせた。高目に浮いたストレートに力負けせずに捉えた打球は長距離砲の打球そのものだった。これでホームランの数は31本まで伸びた。どこまで伸ばす事が出来るだろうか?
バレンティン、雄平にもホームランが飛び出して一時は逆転したのだが、その後再逆転を許すとDeNAリリーフ陣の前に打線が沈黙してしまった。今シーズンは最後まで打線が「線」として機能しない状況が続きそうである。
今日の記事のタイトルにもしたのだが「勝つための野球を継続するのか否か」と言う部分は来シーズンに向けてもリンクしてくる事柄だと思うだけに小川監督がどんな判断を下すのか見守っていきたい。
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コメント
厳しい言い方ですが、
投手コーチ、バッテリーコーチに選手の交代や配球などの指導や進言する権利はそもそもあったかはわからないが、
中尾、風張が今シーズン疲労からの蓄積でまったく使えず、
石山も壊れ、近藤も打球当たってついにダメで、
今年は勝っても負けても梅野ですし、
もっときっちりと運用できるマトモな投手コーチ、ムーチョに配球の意図や技術教えることでき、2番手捕手の育成できるような実績あるバッテリーコーチを招聘してほしいです。
選手よりもコッチのほうが先かと。
本当投手含めたバッテリーに関してどうしようもない体制かと思いますね。
おおいに反省していただきたい。
村上に関しては、
シーズンオフ、サードとして1年できるようしっかりと86様はじめ、守備を鍛えてもらうとして、
打順の6番?
打席数増えるようにそして歩かされないように5番に置いたほうが良いと思うけどね。
高梨の起用法って、
結局敗戦処理になるの?
昨年までの成瀬みたいな扱いで、来年以降大丈夫か心配。コンディションよりもモチベーションが。
星が投げた7回に高梨であったら、この試合どうだったのか?気にはなったし、
TBSチャンネルで解説してた槙原氏がそのような発言していたので、気になっていたところ。
どういう基準でブルペンやりくりしているのか見えて来ないので、首脳陣同士、選手との関係壊れているのかな?
ヤクルトが勝つには現状の中継ぎ陣を見れば接戦はどうしても不利で、大量得点や先発が完封に近い好投してくれないと勝利の確立は低くなりますよね。投手力はシーズン終盤に急に改善することは考えにくいので、少しでも改善できそうな部分はバント成功率アップくらいでしょうか。打順は松本マスクなら粘りがある奥村と逆ですかね。長打力は断然廣岡ですがいかんせんまだもろく、簡単にアウトになる場面も見受けられます。ホームランを打てる選手に魅力を感じるタイプなので、廣岡はもっと頑張って欲しいのですがね。
村上は比較対象として出てくる名前が中西や清原といった球史に残る大選手ですから、一部では不利という声も聞こえてくる新人王レースですが、もし獲得を逃したならシステム自体に欠陥があると言わざるを得ないですね。
勝つための野球は残り試合・ケガ人・タイトル争い考えたら個人的には気にしない方を選びますかね(最下位だとドラフトのウェバーの優先順位が今年はセ・リーグからなので13番目を取れるのが理由ですかね)
先発の高橋はQSですが四球や味方のFCなどもったないなかったですが私もこの時期に150km投げてますしローテも長期離脱もないので今年は評価できますね(防御率が4点台なら良かった)残りは3試合位は投げると思うので勝ち星より余計な四球や無駄な勝負はしないなど内容を求めて欲しいですかね。
試合は同点の7回の星の出来が全てですが必ず3ボールになるから星は制球力が課題ですかね、当たり前ですが変化球で簡単にストライク取れるようになるのと腕を振って決め球の精度をあげないとですね。ベンチ入りしてる若いリリーバーは、ほとんどストライク取るに四苦八苦してるので腕を振ってストライクゾーンで勝負する事をしないといつまで経っても繰り返すだけですかね。
あと村上は相手先発レベル落ちるのと右投手の方が打てる確率が上がると思いますかね。これから相手主力が最下位ヤクルトにぶつけて来ることは減りますしDeNAとの三連戦も平良と井納なので数字を伸ばせるチャンスが広がりますね(6番だとタイトル争いしてる相手だと歩かせられるので3番に置いてもいいかもですね、出塁率高い1番青木2番山田で)
それと高梨がリリーフで良かったですね、コントロールアバウトでしたが球に力があり三振が取れますから私は彼の働き場所は1イニングの方が合ってると感じたので次は厳しい場面で起用してもらいたいですね。(秋吉と同じリリーフだとトレードの意味ないですけど、そんなこと言ってらる台所事情じゃないので)
我らのお気に入りである久保がかなり良い球投げてました。制球はまだまだですがあのストレートをいつでも投げられるなら右相手も苦にしないでしょ
奥村が守備範囲の広さ、打撃の粘りと魅せてくれますね
ここ最近のスタメン起用で一皮剥けたというか変わったなと感じます。まだたまに凡ミスもありますが、プロ野球選手らしくなった。背番号も変えた方が良いんじゃないかな?便利屋ではなくレギュラーになれるはずです
> タラちゃんさんへ
これだけ負けが込んでいるのにリリーフ陣の酷使が止まらないのは非常事態ですよね。
高梨に関しては文句を言わずにリリーフに回ってくれるのであればありがたいと感じています(過去にトレードでヤクルトに来た新垣は個人的にはリリーフで面白いかな?と思ったのですがソフトバンク時代からリリーフでの起用を本人の意思で断っていたという情報もあったので。)。
> 超匿名さんへ
村上の存在はファンにとっても大きいですよね。新人王と言わずに打点王、ホームラン王も狙ってもらいたいですね。
> kさんへ
残り僅かのシーズンをどう戦うか見守っていきたいですね。
> saboさんへ
久保は再度上がってきましたね。ここでアピールしてもらいたいものですね。
私は奥村の「00」は似合っていると思っています。