ヤクルト3-1中日
シーズン終盤の大事な時期ではあるのだが、この日のヤクルトー中日戦に関しては、ぐだぐだ感の残る消化試合というようなゲームになってしまった。大きな見所もなく9回を消化してしまったゲームという印象である。
先発のスアレスは長期離脱から久々の登板となったのだが、結果としては3回2/3を投げたところで突然降板となってしまった。何らかのアクシデントがあったと思われる。スアレスは今シーズンオープン戦中に一度怪我で離脱し、シーズンに入ってからも5月に1軍に戻ってきたのだが、すぐにコンディション不良で長期離脱となっていた。今シーズンはこの日の登板を含めて4試合の登板に留まり、イニングも17回2/3しか投げる事が出来ていない。しかし投げたゲームは相手打線を抑え込んでいるのも確かである。ストライクゾーンの中でボールを動かしながら打ち取っていく投球スタイルはある程度通用していたとも言える。しかしヤクルトにとっては貴重な外国人枠の1枠をスアレスに使うと言う事が良いことなのかどうか?という部分についてはよく考える必要があるだろう。リリースするのはもったいない気もしないでもないが、1年間でこれしか投げていない投手と継続し続けることも難しいのかもしれない。スアレスにとっては厳しい現実と向き合う結果となってしまった。
リリーフ陣はその後高梨ー石山ー坂本ー梅野ーマクガフと無失点で繋いで、前日に続いてリリーフ陣の粘りが勝利を呼び込む形となった。勝ち投手となった高梨に関しては、投球内容は相変わらずで運良く勝ちが転がり込んできたと言う印象である。梅野、マクガフに関しては、今シーズンは本当に良く投げてくれているだけに特に文句を付ける気持ちにはなれない。梅野は61試合目、マクガフは59試合目、配置転換なども繰り返しながら本当によく投げてくれている。
打線は初回から青木が死球を喰らい、裏の守備から退くというアクシデントもあり、最後まで迫力に欠けてしまった。それでも初回にバレンティンが大野雄のインコース低目のストレートを何とかセンターに弾き返した一打が大きかった。大野雄からすればおそらく100点満点のボールを投げ込んだと思うのだが、バレンティンが技術とパワーでセンター前まで運んでみせた。バレンティンらしい豪快な一撃ではなかったのだが、4番らしいバッティングで貴重な2点を叩き出してくれた。
個人成績が気になる山田哲、村上は村上に2ベースが1本出た以外は、ノーヒットに抑えられてしまい、数字を伸ばす事が出来なかった。現状のヤクルトの状態からするとチームの勝利も大事なのだが、どうしても山田哲、村上の個人成績が気になってしまう部分がある。タイトル争いからも目が離せない。
P.S 5回裏の1アウト2,3塁の場面で福田がライトフライを放ち、3塁ランナーの大野雄を雄平が刺した場面はリプレイを見るとかなり微妙なタイミングに感じました。ランナーが投手の大野雄だったという先入観やタイミング的には完全にアウトだったために与田監督もリクエストしなかったのでしょうかね?
コリジョンルールが採用されて以降、捕手には本塁でのタッチプレーの技術が求められていますが、中村はこのプレーに苦労していますね。コリジョンルール採用初年度からどうしてもタッチが遅れる場面が目立つ気がします。
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コメント
この2チームはほぼ順位が確定してる感じなので、こういう試合にはなってしまいますよね。
まずスアレスは毎回コンディションニグ不良で詳細も分からないので今後の判断がしづらい選手ですね。内容や成績だけ見るとストライクゾーンで勝負できて防御率も低い投手なので残留して体調が万全であれば期待できると思ってしまいますが、体も少し太り過ぎで異変に敏感なタイプで扱いづらい外国人なのかなと(ブキャナン残留が第1ならスアレスはそれ次第ですね)
梅野もとうとう60試合の登板で70試合くらい行きそうですが、この使い方をずっとされたら数年後は確実に故障でしょうね。
やっぱり中継ぎの登板と投球数の制約が必要ですね個人的には1週間6連戦なら3連投まで球数50~60球前後を目安にしてもらいたいですね(次期監督はこれが出来る人にしてもらいですね)
それと中村の本塁でのコリジョンルール対応については、あまり上手くないなと(巨人の小林にも言えますかね)またヤクルトの内野手もタッチプレーが上手くない、外野も送球が弱いですし、これでは一点を防ぐ野球は出来ないでしょうね。
これを改善するには外野には肩が強く足もそこそこある選手が必要ですね、この試合での広岡のショート守備を見てると確実性が低く細かいプレーも苦手だとセンターコンバートしてもいいかなと思いますね、犠牲フライや走者二塁での単打でホームで刺すプレーを今のヤクルト外野手でほとんど見たことがない(たまに上田くらい)
次は今年最後の神宮6連戦ですから勝ち越してもらいたいですが、打者は個人記録に走ってしまいそうですが後ろに繋ぐ意識と後ろの投手の出来次第ですかね(坂本が少し一軍に慣れてきましたかね、残り期待したいですね)。
スアレスはちゃんと投げてくれるとトータルで良い数字を残してくれそうな球筋ですけど、こうも故障がちだと助っ人の意味を成さないので放出が基本線かと思います。
バレンティンは時折ある気のないスイングを見せられると、これで2割後半の打率を残せるのが不思議なくらいに思えるのですが、一時帰国でチームを離れているのにホームランは今年も30超えそうですし、打点王も狙える位置になってきており数字上では見栄えのある成績になっています。この選手は評価に困る選手ですね。
首脳陣はどういう基準で選手を起用しているのかがちょっと見えないです。
もうこの順位ですし、
山田哲人、バレンティン、村上と並べてタイトルを取らせるっていう方策とっても良さそうなんですがね。
なんか中途半端。
青木も結局1週間マルマルと出場させたり、そのあたりどうなんでしょうね?
濱田と塩見の昇格を見たいのが正直なところ。
スアレスはケガさえなければ好投できるので難しいところ。
5000万くらいでしたっけ?
mixiさんにお金出してもらえるのであれば可能でしょうがリリースするのかな?
それともブキャナンをリリースしてスアレス残す?
あとは
館山、畠山、川端などの高額年俸の方の処遇をもう決めないと、
来年の選手起用などにも影響しますからね。どうしますか?
> kさんへ
スアレスは流石に元メジャーリーガーだな。と感じさせてくれる部分はあるのですが、これだけ離脱を繰り返してしまうと難しい部分がありますよね。来シーズンの去就はどうなりますかね。
> 超匿名さんへ
バレンティンの評価は難しいですよね。明らかに下半身のコンディション不良を感じるようなプレーぶりが続いているのですが…ある程度の数字は残してくれていますからね。
> タラちゃんさんへ
塩見が1軍で結果を残せないのは何故ですかね?正直ここまで2軍の成績と1軍での結果がリンクしてこない理由が分かりません。そろそろ見たいですけどね。