2019ラグビーワールドカップ

明日から日本でラグビーのW杯が開幕する。前回大会での躍進を今大会に繋げる事が出来るだろうか？
過去記事はこちらから→「2015ラグビーワールドカップ開幕」

前回大会でエディ・ジョーンズHCが日本代表を鍛え上げ、日本でもやれるというところを示してくれた。南アフリカを破っての3勝という数字は想像以上の結果だった。ベスト8進出はならなかったが、日本が最も世界に近付いたワールドカップとなった。そして今回は自国開催ということで地の利も活かして何とかベスト8進出を達成してもらいたい。しかし自国開催だからと言って簡単に決勝トーナメントに進めるほど甘い世界ではない。アイルランド、スコットランドという格上のチームと戦わなければならず、決勝トーナメント進出の可能性は、高く見積もっても３０%～４０%程だと予想している（５０%にまでは到達していないかな。というのが私の予想です。）。

今回の日本代表も前回の代表同様、エイミー・ジョセフHCがしっかり選手を鍛え上げ、基礎となるフィジカルの部分は他の強豪国とも戦える状態に仕上げていると感じる。この辺りはエディからの流れを途絶えさせずにしっかり継承している印象である。前回大会を経験している堀江、トンプソン・ルーク、リーチ・マイケル、田中、松島辺りも登録されており、前回大会と比べても遜色のないメンバーが組めているように感じる。
マフィと福岡の怪我の状態は気になるのだが、まずはランキング的には格下となるロシアにきっちり勝ち、勢いを付けると共にマフィ、福岡の怪我の回復を待ちたいところである。

今大会は日程的にも恵まれているため、とにかく開幕戦のロシアにきっちり勝ち、次戦のアイルランド戦に繋げてもらいたい。
キックを多用するいわゆる「キッキングゲーム」という戦略はリスクも大きく、本当に日本に合っているのか個人的には懐疑的な目で見ている部分もあったのだが、ここまで来たら、自分達の準備して来た事をしっかり発揮してもらいたい。FWがボール争奪戦で身体を張り、ハーフ団が変化を付けながらゲームをコントロールし、BK陣がスピードで相手を翻弄する。そんなゲームを見てみたいものである。２０１５年以上の感動、驚きを世界のラグビーファンに発信してもらいたいものである。


にほんブログ村