ヤクルト0-10西武
いくら調子が悪いチームとはいえこの結果は予想していなかった。昨日「実力不足」と書いたのだが、今のヤクルトは、はっきり言って弱い。今日までの6連敗中の結果を振り返ってみると、17日対ソフトバンク1-9、19日対オリックス3-6、20日対オリックス1-4、23日対ロッテ1-5、24日対ロッテ1-6、25日対西武0-10という結果である。
私の中で現在の不調の原因になったと考えている19日のオリックス戦以外は、完全な負けゲームである。もしかすると19日のゲームで深くて暗い落とし穴に落ちたのではなく、元々弱いだけなのかもしれない。今シーズンは充分に優勝が狙えるチームだと踏んでいたので、こんなに早く追い込まれることになるとは思ってもいなかった。
今日の先発は、ヤクルトロマン、西武石井。ヤクルトは今日も打線を大きく入れ替えた。1番山田、2番田中浩、3番飯原、4番バレンティン、5番宮本、6番ミレッジ、7番畠山、8番野口、9番中村という打順だ。昨日に引き続きオール右打線で臨んだ。そして最後のカードと思われた中村を先発起用してきた。この打線、残念ながら全くつながらなかった。
ロマンも早々に捕まってしまう。2回に1アウトから大崎に2ベースを浴びると2アウトから原に四球を与え、続く片岡、栗山にタイムリーを浴びてしまう。昨日も書いたのだが、ヤクルトにとってはこの2点だけでも非常にダメージが大きい。そして4回にはショート山田の悪送球から四球とヒットでピンチを招くと、またしても栗山に2点タイムリーヒットを浴びてしまう。
ヤクルトは石井に簡単に抑え込まれてしまう。5,6,7回には1本ずつヒットは放つが、チャンスにはつながらない。すると7回裏に中村、秋山に連打を浴びるとヘルマンに犠牲フライを打たれ0-5、もうすでにヤクルトに追いかける力は残っていない。9回には今日1軍に登録された松井光が西武打線に滅多打ちを喰らってしまう。結局1アウトも取ることが出来ずKOされてしまう。代わった久古も流れを止められずこの回合計5失点で0-10。おまけに石井に5年ぶりの完封勝利まで許してしまった。
今日のゲームは本当にどうすることもできなかった。打てない、守れないでは勝てる訳がない。元々打線に期待することは難しいチームなのだが、ここのところ投手陣も大量失点が目立つ。先発投手が捕まり先行されると、勝ちゲームで使う投手以外の投手を起用しなければならない。その投手が全滅状態である。今日も1軍に登録されたばかりの松井光が全く戦力にならなかった。選手層の薄さを実感する今日この頃である。
さて明日に話を移したいと思う。明日の予告先発は、ヤクルト石川、西武西口。石川の明日の登板は予定通りのことなのだろうか?それともチームの悪い流れを変えるために復帰を早めたのだろうか?エースというものは、こういうチームのピンチを救って初めて真のエースと認められる。投球内容なんかどうでも良いのでとにかく点を許さない投球を見せてほしい。頼むぞ石川!
打線は、どうするのだろう?明日は西武の先発が右の西口と言うことで、また入れ替えがあるだろう。ロースコアの展開に持ち込みたいのでショートは森岡を再度起用することになるのではないだろうか?交流戦前に私が推奨したオーダー、1番福地、2番森岡、3番ミレッジ、4番バレンティン、5番畠山、6番宮本、7番飯原、8番中村、9番田中浩を試してもらいたい。まあ打順を変えたくらいで簡単につながることもないのだが…
どんな形でも良いので勝ちが欲しい。
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