10連敗…しかし光は見えた

ヤクルト0-1日本ハム

ヤクルトにとって39年ぶりの10連敗だそうだ。私がヤクルトファンを始めてから初めての経験をしているということだ。2年前のどん底の状態でもなかった10連敗を今年喫してしまうとは思いもしなかった。

今日の「10連敗…しかし光は見えた」というタイトルは、皮肉ではない。本当にようやく光が見え始めたように感じた。しかし光が見えても勝てなかったということは連敗がもう少し続く可能性もありそうである。それでは試合を振り返ってみよう。

先発はヤクルト赤川、日本ハム吉川、ヤクルトのスタメンは、1番ミレッジ、2番田中浩、3番川端、4番畠山、5番飯原、6番宮本、7番宮出、8番相川、9番赤川というメンバーで臨んだ。昨日私が推奨したオーダーとは全く違うが、現状では無難なオーダーになったと思う。唯一7番に昇格したばかりの宮出を起用してきたことには驚いた。このオーダー繋がりそうで繋がらなかった。それでも最近の試合では最も惜しい試合だったと思う。

ヤクルトは初回、ミレッジ、川端、畠山にヒットが飛び出すが、2番田中浩のバスターが失敗し、ダブルプレーに倒れてしまったこともあり先制することができなかった。この回先制点を取れていれば試合の流れは変わっただろう。田中に送りバントをさせなかったことが結果として悪い方向にでてしまったが、流れを変えようとした采配は評価したい。
直後の2回に赤川が捕まり、中田のヒットと稲葉への死球でピンチを招くと、犠打の後、金子にバットを折りながらもレフト前に運ばれ先制を許してしまう。結局この1点が決勝点となってしまう。
ヤクルト打線は、4回に相手のミスもあり、2アウト満塁のチャンスを作るが、ここで打順が赤川に回ってしまう。結局赤川は三振に倒れてしまう。
5回にも先頭のミレッジがヒットで出塁するが、キャッチャーの牽制で刺されてしまい得点に繋がらない。ここらへんは、10連敗中のチームらしいプレーである。勝てないのがよく分かるプレーである。
6回にも相手のミスでチャンスを作り、相川のヒットで代走野口がホームを狙うが、ここは中田の好返球でホームタッチアウト。7回にもランナーを2塁に進めるが、あと一本が出ない。結局その後の8,9回は増井、武田久にあっさり抑え込まれ、0-1でゲームセット。10連敗となった。
チャンスであと一本が出ないチグハグな攻撃は、連敗序盤から中盤を思わせた。それでも川端の復帰により多少は光が見えてきたと思う。ここ数試合の中ではもっとも良い内容の攻撃だったと思う。明日は得点の匂いがする。期待して良いのではないだろうか?

投手陣も久しぶりに結果を残した。赤川は、7回を被安打4与四死球2の1失点。その後の2イニングを日高、押本、イムがピンチを招きながらも無失点で抑えた。投手陣は、先発次第だが、勝ちゲームに使いたい中継ぎは充分に通用するはずである。それでも赤川はこの10連敗中に3回登板し、3連敗となってしまった。今日の内容は良かっただけに次回からの登板に期待したい。

明日の先発は、ロマンと斉藤佑である。明日こそは…期待したい。10連敗となってしまったが、小川監督も自信を失わずに堂々と采配をふるってほしい。よろしくお願いします。

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