ブルワーズ青木宣親外野手(30)がサヨナラ本塁打を含む2発3安打と大活躍した。「1番右翼」で先発出場。第1打席は左直。4回の第2打席で右翼席へ先制の2号ソロ。1号はランニング本塁打で初めてのスタンドイン。第3打席は三ゴロ。第4打席は二塁内野安打で2試合連続のマルチ安打。そして3-3で迎えた延長10回裏、2ボールからの3球目直球をフルスイング。打球は1本目とほぼ同じ右翼席へ飛び込むサヨナラ本塁打となった。5打数3安打2打点。2試合連続の3安打で打率を3割3厘に上げた。
(日刊スポーツ引用)
イチロー、松井は別格として、日本人野手のメジャー挑戦は苦戦が続いている。そんな中海を渡った前ヤクルトの青木が、ここまで本当によく頑張っている。ポスティングシステムでブルワーズが入札したものの、何故か入団テストを受けるはめになるなど、いきなりレギュラーを獲得することはできなかった。それでも卓越したバットコントロールで結果を残し続け、今ではレギュラーの座を確保しようとしている。そして今日は、3安打2ホームラン。そのうちの1本はサヨナラホームランという大活躍を見せてくれた。
想像を超す活躍ぶりに驚いている。正直青木のメジャー挑戦は非常に厳しいものになると予想していた。NPBでは、スター選手だった選手でもメジャーでは軒並み成績を落としているという現状がある。青木も盗塁を量産できるほどに足の状態が戻らなければ厳しいだろうと考えていたのだが…しっかり打撃でアピールしてくれている。シーズンはまだまだ長いだけにこれからどうなっていくかは分からないのだが、今の所青木の打撃技術がメジャーでも通用するものだということを証明してくれている。
是非このまま活躍を続け、日本人野手の評価を高めてもらいたい。今後が非常に楽しみである。
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