2020年もありがとうございました。

2020年も残すところあとわずかとなって参りました。「中国で謎の肺炎が流行っている。」というニュースを初めて耳にしたのは、今年の年初め、おそらく1月3日、帰省先から自宅に帰る車の中のカーラジオから流れてきたニュースだったと記憶しています。珍しい類のニュースだったため、嫁と「ちょっと怖いね。」という話をしたことも記憶しています。その謎の肺炎はあっという間に世界に広がってしまい、私達の生活は大きく変わってしまいました。
これまでの生活様式を壊してしまったコロナウイルスというものは今でもその実態が掴めず、私達を安心させてはくれません。今現在も感染拡大は治まるどころか、広がり続けています。私は昨年の年末の記事で「2020年はスポーツ観戦が趣味の私にとっては楽しみの多い年になりそうです。」という主旨のことを書いたのだが、東京オリンピックは延期となるなど、日本のみならず、世界のスポーツ界の姿も変わり果ててしまった1年となってしまいました。あまりに想定外の出来事に心に穴があく感覚を嫌と言う程味わうことになってしまいました。

仕事も育児も思うようにならず、苦戦の連続だった1年でした。しかし何とか家族は健康で1年間過ごすことが出来、大きく収入を減らすような事態にも陥ることなく1年を過ごすことが出来たのだから、それは幸せなことだと理解しなくてはならないと感じています。例年であれば、年が変わればまた新たな気持ちでスタートを切れることが多かったと思うのですが、今年に限っては、年が変わってもコロナウイルスの感染拡大との共存生活は続いていきます。どこか落ち着かない年末年始となっています。

このブログの特性上本来であれば、ヤクルトスワローズのことやスポーツ界のことを絡めながら年末のあいさつをしたいところなのですが、今年はとにかく平穏な世の中が戻ってくることを願う他ない状況にあります。家族をどう守っていくか？子どもたちの未来をどう守っていくか？という新たな課題にチャレンジしなければならない年が2021年という年になるのかな？と漠然と考えています。ウチの子どもはまだ幼いのですが、それでもコロナウイルスというものに振り回されている感覚は持っています。そして子どもの友達も同じようなことを感じているようです。私の子どもの友達2人がお弁当に入っていた占い付きチーズに「今日の夜、月を見て願い事をすると願いが叶うよ！」という言葉が掛かれており、その友達2人は、「今日の夜、月を見たら、コロナウイルスがなくなりますように。ってお願いするね。」と同じことを言ったそうです。子どもにとっても大変な1年間だったんだなということを感じさせるエピソードでした。
「早く以前のような生活に戻ってもらいたい。」というのは本音ではあるのですが、正直ここまでくると以前のように戻ることはかなり難しいことなのだということも理解し始めています。自分の中でも新しい生活様式を作っていく努力をしなければならないんだなと思っています。

このブログで言うと今年はプロ野球の開幕が延期になったことにより、過去のヤクルトの選手や他球団の選手、少年時代に夢中になったスポーツ選手の記事を数多く書くことが出来ました。書きたいことを好き勝手に書くことが出来たことは自分にとってはプラスになったかなと思っています。来年もそういった自分のスポーツ観戦史を振り返るような記事も書けると良いかな？と思っています。

いつもとは明らかに違う年末年始、皆さんはどう過ごしていますか？とにかく体調面だけは気を付けて頂き、また来年もこのブログでお会いできたらと思っています。少し早いですが、良いお年を。


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