ヤクルト・林昌勇投手(36)が今オフにもメジャー挑戦する可能性が18日、浮上した。今年が2年契約の最終年で、来季は球団と双方合意の場合のみ延長する相互オプションの形を取る。チーム最高年俸の3億6000万円のサイド右腕は「メジャーへの思いはいつも持っている」と告白した。(スポーツ報知引用)
昨日外国人枠争いの記事を書いたのだが、今日は上記のようなニュースが飛び込んできた。どうなのだろうか?イムは、間違いなく実力のある選手である。しかし波の激しい投手でもあり、年齢的にもピークを過ぎているように感じる。それでもイムはメジャーへの想いが強いのだろう。
個人的には、イムは大好きな選手であり、ヤクルトに残ってほしい気持ちが強い。それでも現在のヤクルトのチーム状況、外国人枠の絡みを考えると、このようなニュースも仕方ないのかなと思う。
私がイムのことを初めて見たのは、多分シドニーオリンピックか、シドニーオリンピックの予選だったと思う。特徴的でダイナミックなサイドハンドのフォームから150キロの速球と鋭い変化球を投げ込むイムは韓国代表の中で最も印象に残る投手だった。メジャーでも充分に通用しただろう。しかし残念ながらメジャー挑戦の夢は叶わなかった。
そんなイムが08年にヤクルト入団するとのニュースが飛び込んできた。確か新聞の記事を読んだのだと思うのだが、私は目を疑った。あのイム・チャンヨンがヤクルトに入団!?本当に本当なのか?と疑ってしまった。それでも記事を読むと肘を故障し、手術を受けたとのことが書かれていた。「もう全盛期の投球は期待できないだろう。」という気持ちと「それでももしかしたら。」という気持ちが私の頭の中を駆け巡ったのを覚えている。
いざシーズンが始まるとイムのスピードボールは完全に蘇っていた。五十嵐の不調(故障)で1年目からクローザーを任されしっかり結果を残してきた。好不調の波が激しく、今シーズンは外国人枠の関係で登板数も少ないが、日本人選手にはない、豪快なフォームのピッチングが私は大好きである。
もしかするとヤクルトに来た時点で全盛期は過ぎていたのかもしれない。それでもこれだけの結果を残した選手である。今シーズンもまだまだ試合数は残っている。チームの為に必要な存在であることは間違いない。メジャーに挑戦するのだとしても是非日本での優勝を手土産にして挑戦してほしい。
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