ケリン・ホセ退団

ヤクルトは5日、ケリン・ホセ投手(26)を自由契約選手として公示した。育成契約などの再契約はなく、ケリンはすでに帰国済み。
(日刊スポーツ引用)

「えっ!?」という感じである。8月31日に獲得が発表され、その後コロナウイルス陽性判定を受けたとのニュースは入って来ていたのだが、そのまま今シーズン限りで退団となってしまった。過去記事→「ケリン・ホセを獲得」の中であまりにも情報量が少なく、「謎の多い助っ人外国人」と記したのだが、結局「謎」のまま日本を離れることとなってしまった。ヤクルトを応援してから33年が経過するため、数多くの助っ人外国人を見てきているのだが、ここまでよく分からないままチームを去ってしまう選手もいなかったように記憶している。コロナの陽性判定もあり、ケリン自身精神的に厳しくなってしまった部分もあったのかな?と想像するのだが、奥村編成部国際担当部長は「一言で言うとこちらが想定する期待値というか、コンセンサスに足りていなかった。具体的に言うとストライク率が低い。我々が考えるレベルにもいっていなかったというところ。」というコメントを残している。この言葉が本音だとすればちょっと安易な選手獲得だったのかな?という印象は残ってしまう。コロナ禍であり、外国人選手の獲得は難しい部分もあると思うのだが、このコメントだけを見てしまうと編成部は一体ケリンの何を見て獲得に至ったのか?という疑問が浮かんできてしまう。ケリンにとってもヤクルトにとってもマイナス要素が大きい退団劇となってしまった。

P.S 過去記事では「どんなボールを投げてくれるのか楽しみに待ちましょう。」と書いたのですが、その時は訪れませんでしたね…様々な謎を残したままチームを去ってしまいましたね。

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コメント

  1. sabo より:

    獲得するだけのポテンシャルがあったから獲得したと思いますが……よほどのノーコンだったか。そもそも2年間公式戦のデータが出てこない時点で……

    助っ人は26歳以上で育成選手だとシーズン中に支配下切り替え出来ないらしいので難しいですね
    このルールがなければ育成で獲っても良いと思いますけど。
    未完成の助っ人を獲得して育てるという考え方は良いと思うので

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    そうですね。外国人選手をチームで育成するという考え方は悪くないと思います。しかし今回のケリンの退団劇はちょっとお粗末な部分も見受けられますよね。

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