アルバート・スアレス退団

韓国プロ野球KBOリーグのサムスンライオンズは7日、今季まで3年間ヤクルトでプレーしたアルバート・スアレス投手と来季の契約を結んだと公式ホームページなどで発表した。先発で起用する予定で、契約金10万ドル、年俸70万ドル、出来高20万ドルの総額100万ドル（約1億1370万円）の1年契約。これは韓国リーグに新加入する外国人投手の最高条件となる。
（Full-Count引用）

ヤクルトで3年間プレーしてくれたスアレスが韓国のサムスンライオンズに移籍することが発表された。コンディション不良もあり、中々シーズン通して活躍することが出来なかったのだが、「居てくれると頼りになる。」外国人投手だった。今シーズンはシーズン途中からリリーフに配置転換となり、シーズン終盤の苦しい場面でチームを救う投球を披露してくれた。150キロを超えるファストボールを動かしながらゴロアウトを奪っていく投球スタイルを確立しており、先発でもリリーフでもチームに貢献できる投手だった。毎シーズンどうしても途中離脱があり、通算成績は多少物足りなくも感じるのだが、サムスンが外国人投手の最高条件で契約を結んだことからも分かるように、ハマれば大勝ちしそうな雰囲気を持った投手だった。
今シーズンはチームのリーグ優勝、そして日本一にしっかり貢献してくれた。ヤクルトでの最後の登板となった日本シリーズ第6戦でのピッチングも見事だった。サムスンでは是非先発の中心として結果を残してもらいたいものである。
数字以上に優勝に貢献した投手だった。


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