2022年キャンプのポイント

今年も2022年キャンプのポイントの記事を簡単に記しておきたい。
コロナ禍でのキャンプも3年目となり、どのチームもコンディション作りというものが最も大きなポイントになることは間違いないと思うのだが、今日は、その部分を除いた中でのポイントを挙げていきたいと思う。

【1軍】(沖縄・浦添)

▼投手(20人)奥川恭伸、石山泰稚、高梨裕稔、原樹理、清水昇、石川雅規、木澤尚文、星知弥、小川泰弘、田口麗斗、杉山晃基、梅野雄吾、大西広樹、高橋奎二、金久保優斗、大下佑馬、宮台康平、今野龍太、小澤怜史、丸山翔大

▼捕手(4人)中村悠平、内山壮真、嶋基宏、古賀優大

▼内野手(9人)山田哲人、西浦直亨、荒木貴裕、宮本丈、村上宗隆、武岡龍世、松本友、吉田大成、赤羽由紘

▼外野手(5人)並木秀尊、丸山和郁、塩見泰隆、青木宣親、山崎晃大朗

1軍のキャンプメンバーを見てみての印象は如何だろうか?小澤、丸山翔、赤羽という育成契約の3選手が含まれている所が一番のポイントとなるだろうか?その他では木澤、杉山、宮台辺りが1軍でどの程度アピール出来るかが気になる。
1軍キャンプから外れたメンバーの中では元山の状態が気になった。

それでは今キャンプのポイントをいくつか挙げてみたい。

①先発ローテーション争い
・昨年もポイントとして同じ項目を上げていたのだが、1年で状況は一変した印象である。昨年までは決してレベルの高い争いではない中での競争という意味合いが強かったが、今年は、来日が不透明な状況にある外国人選手を抜きにしても激しい争いが繰り広げられそうである。
パッと名前を挙げるだけでも奥川、高橋、小川、石川、高梨、原、金久保と7人の名前を挙げることが出来る。ここにサイスニード、A.Jコール、スアレス辺りが絡んでくることになりそうである。リーグ優勝、日本一に輝いたからこそ、いい選手が揃っているように感じる部分があるのかもしれないが、ある程度のレベルを期待できる投手の名前がこれだけ上がること自体異例のことではないだろうか?奥川や石川の使い方、外国人投手の起用法などを高津監督をはじめとする首脳陣がどのように考えているだろうか?開幕時点でどんな先発ローテーションになるのか非常に楽しみである。

②育成契約から本契約を勝ち取る選手は現れるのか?
・小澤、丸山翔、赤羽という育成契約の3選手が1軍キャンプに抜擢されたこともあり、育成契約組の選手の中で本契約勝ち取る選手が出てくることも現実としてあり得そうである。昨年は近藤が見事本契約を勝ち取り、シーズン前半はリリーフとして大いにチームに貢献してくれた。今シーズンは延長が12回制に戻ることもあり、特に投手の頭数というものは増やしたい部分があるのではないだろうか?

③正遊撃手争い
・基本的には西浦VS元山の構図になると思うのだが、武岡や長岡にも絡んできてもらいたいという期待はある。元山が2軍スタートになってしまった部分については、不安を感じるところではあるのだが、西浦にプレッシャーを掛けられる若手の台頭に期待したいと思う。

今年もコロナ禍でのキャンプ、オープン戦ということで、読めない部分も多いのだが、シーズンに向けてしっかり状態を上げていってもらいたい。



にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村








コメント

  1. sabo より:

    3年前に小川監督が「先発候補は9人いる」と言ってましたが今年は本当の意味で先発候補は10人くらいいますね

    育成3人以外でいえば内山と並木が選ばれたのはポイントかな
    内山のスケールを考えれば早くハイレベルな経験をさせるのは当然であります
    並木については今年は1軍の戦力として期待しているということでしょう

    武岡と吉田大成という左打ショートが呼ばれたのは元山のコンディション不良と関係しそうですね。二人にとってはチャンスです

    今年は延長12回というところは戦い方が変わる部分ですね
    投手のやりくりは勿論ですが、同点時の野手の交代のタイミングは悩ましくなりそうです

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    内山については、将来の正捕手候補として期待の高さを感じることが出来ますよね。

    並木に関しては、丸山和、山崎、育成の岩田などと競争しなければならない立場ですよね。アピールする必要がありますよね。

タイトルとURLをコピーしました