無敵のエース、小林陵侑(25=土屋ホーム)が日本の金メダル第1号となった。
1998年長野五輪ラージヒル(LH)の船木和喜以来、24年ぶり3人目(72年札幌五輪70メートル級の笠谷幸生含め)となる個人金メダル。「ジャンプ界の未来がかかっている」と重責を背負う中、予選4位通過から期待に応えてみせた。
(日刊スポーツ引用)
日本ジャンプ史上最強のジャンパーである小林陵侑が強い勝ち方で金メダルを獲得してみせた。
過去記事はこちらから→「小林陵侑」
今回の北京オリンピックのジャンプ競技は、「国家ジャンプセンター」で行われているのだが、今回のオリンピックのために作られた台ということで、どの選手もぶっつけ本番の状況で競技に臨んでいるとのことだった。公式練習や予選を重ねる中で各選手がジャンプ台にアジャストしていく必要があった。小林陵も公式練習から徐々にアジャストしていき、本番で見事なジャンプを披露してくれた。
コンディション的には、そこまで荒れているようには感じなかったのだが、ちょっとした風向きの変化が結果に直結するジャンプ台という印象があり、微風でも向かい風に当たるか追い風に当たるかで飛距離がだいぶ変化している印象があった。特に1回目は、ワールドカップ上位に付けている選手の時に追い風が当たってしまい、実力者でも距離を伸ばせない選手が続出していた。そんな中で小林陵の順番が回ってきてしまったため、不安も感じながら観戦していたのだが、そんな不安を吹き飛ばす104.5mの大ジャンプでトップに立ってみせた。
2回目は、1回目のアドバンテージを活かす形で追い風の中でも及第点のジャンプを披露し、きっちりオリンピックという大舞台で金メダルを獲得してみせた。
荒れ模様の試合展開でこれだけの強さを発揮し、金メダルを獲得したことで、名実ともに日本最強ジャンパーになったのではないだろうか?
世界のジャンプファンに認められるだけの実力を持った素晴らしい選手である。
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