神宮球場だが、中日の土俵の上

ヤクルト0-1中日

私の周りの中日ファンは、神宮球場が嫌いという方が多い。中日が強かった落合政権時でも中日にとって神宮でのヤクルト戦は鬼門になっていた印象もあり、中日とするとあまり良い印象がない球場になっているのかもしれない。しかし今日のゲームは、その神宮球場で中日の土俵の上に上げられてしまった。9回2アウトからチャンスを作っていただけに最後の最後に快心の「うっちゃり」を期待したのだが、強力な中日リリーフ陣の前に寄り切られてしまった。

ヤクルト先発の小川は、コロナ感染により木下、石川昂、平田を欠く中日打線相手に3回までは無失点投球を披露していたのだが、4回2アウトからA.マルティネスに先制ソロホームランを浴びてしまった。アウトコースのストレートを打たれてしまったものであり、コース的にも配球的にも間違っていなかったと思うのだが、打球はライトスタンドギリギリに飛び込んでしまった。最終的なスコアが0-1という神宮らしからぬ中日戦のスコアになったのだが、唯一の得点となったホームランについては、狭い神宮球場ならではのホームランとなった。
今日の小川は前回ほどではなかったと思うのだが、それでもある程度ストレートは走っており、ランナーを出した後もよく粘れていた。木下、石川昂を欠いていたため、中日打線は多少迫力不足の部分もあったのだが、それでも7回1失点でまとめたことについては、評価して良いと思っている。小川自身には黒星が付いてしまったのだが、2試合続けてしっかり先発の役割を果たしてくれた。特にストレートの威力が戻ってきている部分に心強さを感じさせてくれる。

打線は、初回、2回と中日先発小笠原の前に完璧に抑え込まれてしまったのだが、3回以降は、毎回出塁し、チャンスもそれなりに作れたのだが、中日投手陣の前にあと一本を出すことが出来なかった。確かに中日投手陣は強力ではあるのだが、今日に関しては、小笠原に関しても祖父江、ロドリゲス、R.マルティネスのリリーフ陣に関しても全く付け入る隙が無かった訳ではなかったため、どんな形であれ1点が欲しかったのだが、その1点が遠かった。やはり負けると打線の状態の悪さが浮かび上がってくる。チャンスは作れていただけにそこまで心配することはないと思うのだが、今シーズンはここまでホーム神宮で思うように打線が繋がらず、苦戦しているため、そろそろ打線が爆発した中での快勝に期待したい。

今日はいつの間にか中日のペースに巻き込まれてしまった。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     少ない得点を守って勝つという、現在の中日の唯一と言っても過言でなさそうなパターンにハマってしまったということですね。それほど悪い負け方でなさそうなのが救いですかね。
     前回完封の小川がどういう結果を残すかに注目していました。1失点なら十分です。昨日の敗戦は攻撃陣の責任ですね。
     ちなみに何故か私の友人には中日ファンはいません。たまたまでしょうけどね。

  2. sabo より:

    小川は良かったですが……
    打てなかったですね
    ランナーは溜められても返せない
    こっそり山田が冷えてるのが心配です

  3. FIYS より:

    超匿名さんへ

    小川はここにきてストレートの威力が戻ってきましたね。

    私は長野県民なので、周りに中日ファンは多いですね。

  4. FIYS より:

    saboさんへ

    山田はやはり心配ですよね。甘いボールに手が出せなくなってきていますよね。

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