再び歯車が狂い始めたのでは？

ヤクルト１－６DeNA

うーん。土曜日の広島戦でいい流れは全て止まってしまったようだ。心配していた川端はスタメンから外れ、最下位DeNAに大敗してしまった。交流戦の悪夢が蘇り始めている。

先発は、ヤクルトロマン、DeNA藤井。スタメンは、川端が外れたことにより、３番レフト宮出、８番ショート森岡を起用してきた。
試合は、初回から動く。ロマンの調子は一球速報を追う限り悪そうには感じなかったのだが、２アウトから中村に四球を与えるとラミレスにタイムリー２ベースを浴び先制を許してしまう。
それでもヤクルトは、その裏出場停止明けのミレッジが２ベースで出塁すると田中浩送りバントの後、宮出のフェンス直撃のタイムリーヒットですぐさま同点に追いつく。これでヤクルトペースになるかと思ったのだが…
ロマンは、DeNAの粘り強い打線の前に苦しみながらも４回までは何とか１失点で凌ぐ。しかし５回荒波の２ベースと２つの四球で１アウト満塁のピンチを招くとルイーズを三振に斬って取るが、その際の投球がワイルドピッチとなり１点を失ってしまう。６回にもピッチャー藤井への四球からピンチを招くと、代わった山本哲が、中村にタイムリーヒットを打たれ、点差を２点に広げられてしまう。
打線は、その裏田中浩のヒットと代打松井淳の四球でようやくチャンスを作るが、４番畠山がダブルプレーに倒れ、得点することが出来ない。
８回には日高が四球と敬遠で２アウト１，２塁のピンチを招くと森本に３ランホームランを浴びてしまい。勝負あり。
打線は、８，９回も得点を奪うことが出来ず、１－６で敗れ、３連敗となった。

先発陣の中では、便利屋的な役割を果たしているロマンが、今日は中１０日で登板した。５回２／３を被安打５与四球７の３失点という内容は数字だけを見れば良くないのだが、今日はDeNAの粘り勝ちというところなのかもしれない。今日も試合観戦できているわけではないので分からないのだが、カウント３－２からの四球が目立っており、決してロマンが荒れていた訳ではないのではないだろうか？前回の阪神戦に続きもったいない投球だとは思うが、今のヤクルトの状態からして、ロマンは今後も先発で投げ続けてもらわなければならない。次に期待したい。
その他の投手では、やはり日高が気になった。最近日高の記事を書くことが多いのだが、やはり起用法が気になる。今日は、２点ビハインドの８回を任されたのだが、ランナーを溜めた後、森本に大きな３ランホームランを浴びてしまった。だからと言ってすぐに２軍で調整という訳には行かないのだが、起用法はもう少し考えてあげてほしい。流石に今の使われ方は心配になる。今日打たれてしまったことで、首脳陣は１回考えてもらいたい。

野手陣は、中日戦までの流れが完全にストップしてしまった。今日は、川端が故障で外れ、３番に宮出を起用した。いきなりタイムリーを打ち、采配は的中したのだが、川端不在はヤクルトにとって想像以上に大きな穴となってしまうようだ。川端の故障は軽症と言うことであり、明日からは復帰してくれると思うのだが、これ以上の離脱はないように気を付けてほしい。
バレンティンが打てなくなるのは、想定内のため仕方ないことなのだが、こういう時こそ仕事をしてほしい畠山の調子が一向に上がって来ないのは、何とかしてほしい。何度も言うようだが、このままオールスター出場なんていうのは恥ずかしいことではないのだろうか？残りの８試合で大爆発し、オールスターにふさわしい成績まで持って行ってほしい。
投手陣も野手陣も層の薄さが非常に気になる。主力の故障＝大幅な戦力ダウンである。苦しい戦いが続きそうだ。明日のDeNAの先発は三浦ということで中々点は取れないかもしれないが、これ以上の連敗は許されない。何とか赤川に連敗ストッパーとなってもらいたい。

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