ヤクルト5-19巨人
昨日は16-6で勝利したのだが、今日は5-19で大敗を喫してしまった。巨人が意地を見せる形となった。ここの所何もかも上手く行き過ぎていた部分もあったため、こういった大敗は、チームの気持ちを引き締めるには必要な敗戦なのではないだろうか?
猛暑の中での神宮でのデーゲームということで両チームにとって厳しい環境下でのゲームだったのだが、初回から主導権を握った巨人に圧倒されてしまった。
先発のサイスニードは、初回から積極的にスイングを掛けてくる巨人のペースに巻き込まれてしまった。岡本和の2点タイムリー2ベースの2点で止めることが出来れば、良かったのだが、その後村上のエラーも絡む中でピンチを広げ、大城にも2点タイムリー2ベースを浴び、この回4点を失ってしまった。昨日とは逆の展開となってしまい、2回以降も増田陸、丸、ウォーカーにそれぞれソロホームランを浴び、5回7失点で敗戦投手となってしまった。ボールの威力自体は普段とそこまで変わらないようにも見えたのだが、所々でボールが甘く入り、そのボールを巨人打線が逃してはくれなかった。暑さの影響があったかどうかは分からないのだが、次回の登板に向けてもう一度作り直してもらいたい。
6回からは、1軍登録されたばかりの坂本がマウンドに上がったのだが、2回で被安打6(被本塁打3)、与四死球3の8失点で試合を壊してしまった。2-7とビハインドの場面での登板であり、そこまでプレッシャーの掛かる場面でもなかったのだが、ボールのキレ、コントロールともにイマイチで役割を果たせなかった。今日の坂本に関しては、試合展開的にも2回、状況によっては3回くらいを投げてもらいたかったと思うのだが、大炎上となってしまった。坂本に関しては、しっかり腕が振れ、指にボールがかかっている日には素晴らしいボールを投げ込んでくれるのだが、そのボールを継続的に投げ込むことが出来ず、安定感に欠ける状況が続いている。今シーズンは2軍ではいい数字を残しており、後は1軍で結果を出すだけの状態なのだが、1軍では中々結果を出すことが出来ない。それ程厳しい展開ではなかった今日のようなゲームでの登板で大崩れしてしまったため、本人もショックを受けていると思うのだが、高津監督の投手運用を考えると今1軍で起用されていない投手でもチャンスは巡ってくる可能性が高いと思われる。次のチャンスで結果を出せるように準備を続けてもらいたい。
打線は展開が展開だっただけに難しい部分があったと思うのだが、青木、オスナにホームランが飛び出し、上位打線も1本はヒットが出ていたため、明日に繋がる結果になったのではないだろうか?明日戸郷相手にどのような打撃が出来るか?という部分に注目してみたい。
その他では、6番でスタメンマスクを被った内山壮が19失点に4タコと苦しいゲームになってしまった。昨日は正捕手の中村が大活躍した中で大勝したのだが、翌日のゲームでスタメンマスクを任された中で結果を残せなかったことは、本人にとっては悔しさしか残らないのではないだろうか?猛暑の中での大敗ということで、内山壮にとっては、プロ生活の中でも悪い意味で記憶に残るゲームになるのではないだろうか?ただ、首位を独走するチームでこういったゲームのスタメンマスクを任され、苦しい経験を積めていること自体が、凄いことである。こういった経験が今後の糧になるはずである。
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コメント
試合の度に強くなると感じるヤクルトだが、最近は負ける度に強くなっている気がする
負ける度に打てない度に悔しさを次の試合の集中力に変える四番がいる気がする
チームを引っ張る選手は山田や中村や青木がいるが、今のチームの中心は間違いなく村上しかいない
村上の闘志がチームに伝染したからこそ最近の大量得点があったように思える
明日はチーム全員が闘志溢れるプレーで勝ち抜いてほしい
坂本には田口に続く二人目のリリーフ左腕の期待がかかっているのですが、一軍と二軍を行ったり来たりという状態から抜け出せませんね。大下なんかもそうですね。
サンタナを欠く現在は丸、吉川、坂本、岡本に助っ人二人に中田もいる巨人の打撃陣の重厚感には及びませんね。
巨人は先発を含めて例年より投手力が弱い中、早くも中四日というスクランブルをしてくるのがヤクルトと対照的ですね。この選択が日曜の試合結果を含めて後にどう影響するのかにも注目ですね。
saboさんへ
村上はプレーでも態度でもチームを引っ張っていますよね。立派な22歳ですよね。
超匿名さんへ
巨人打線の怖さを感じさせられるゲームになってしまいましたね。確かに重厚感を感じましたね。
坂本はもう一度2軍でやり直して、今シーズン中に戦力として戻ってきてもらいたいですよね。