北口榛花が銅メダル

女子やり投げで日本記録保持者の北口榛花(JAL)が、63メートル27を記録して銅メダルを獲得した。五輪(オリンピック)を含めて、投てき種目で日本女子世界大会初のメダルとなった。
(日刊スポーツ引用)

世界陸上女子やり投げで北口が銅メダルを獲得した。6月にダイヤモンドリーグで優勝という快挙を達成しており、その際もブログ記事にしようか迷ったのだが、今回の世界陸上まで待った甲斐があった。仕事もありリアルタイムで観戦することが出来なかったのだが、リアルタイムで観戦していれば相当興奮しただろうな。と感じるような最終投擲での劇的な銅メダル獲得となった。
北口は、やり投げを始めたのが高校からということで、競技歴は浅いのだが、その身体能力の高さを活かして、高校時代にはすでに高校総体を制すなど、早くから高い才能を評価されていた選手である。おそらく様々な競技で能力を発揮できるだけの才能を持った選手がやり投げという投擲系の種目を選ぶということ自体が、日本では少なかった事例なのではないだろうか?
高校卒業後も記録を伸ばし続け、東京オリンピックでは、上位入賞が期待できるだけの選手に成長していた。その東京オリンピックでは、予選では見事な投擲を披露したのだが、その予選で脇腹を痛めてしまい、決勝では、記録を伸ばすことが出来なかった。
私自身は、そこまで投擲系の種目を追っていないため、東京オリンピック後については、北口にそれ程興味を持っていなかったのだが、6月にダイヤモンドリーグを制したことによって、今回の世界陸上でも注目してみたい選手の1人となっていた。今回の世界陸上でも予選では1投目で予選通過ラインを超える見事な投擲で決勝進出を決め、俄然メダルへの期待が高まっていた。決勝では流石に各選手が記録を伸ばし、メダル争いという点では大混戦となったのだが、最後の最後に北口が逆転で銅メダルを獲得することとなった。追い込まれたシチュエーションでのビッグスローは、力がある選手の証拠なのだと思う。
北口に関しては、競技歴が浅くまだまだ記録を伸ばす要素がある選手だと感じている。今後この北口がやり投げ界の絶対女王に君臨する可能性もあると思っている。楽しみな選手が誕生したものである。

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