「これでは勝てない。」というゲームが少し多過ぎる。

ヤクルト０－８中日

9月に入ってから、箸にも棒にも掛からないようなゲームが多くなっている。多少であればそんなゲームがあっても、逆に切り替えやすいと捉えることが出来るのだが、3日の中日戦、7日の阪神戦、10日の広島戦、12日のDeNA戦とほぼほぼ完敗に近い形で敗れてしまったゲームが多過ぎる。コロナクラスター以降、非常に苦しい状況が続いていたのだが、8月末の2位DeNAとの3連戦で3連勝するなどチームは復調し、そのまま優勝まで走り切れそうな雰囲気もあったのだが、9月になってあまりにも「これでは勝てない。」と感じるゲームが多くなっている。また首位のチームとは思えないゲームが続いている。

ヤクルト先発の高梨は、一旦登録を抹消されていたのだが、ここに来てのコロナクラスターもあり、今日のゲームで急遽先発に戻された印象である。それでも普段より少し登板間隔が空いたため、多少調整してマウンドに戻ってきてくれることを期待したのだが、前回、前々回の登板同様、序盤から自滅もあり、試合を壊してしまった。3回は2アウトランナーなしから押し出しを含む3つの四球とA．マルティネスの走者一掃のタイムリー2ベースで4点を失い、4回も四球を2つ与えるなどしてピンチを広げたところで降板となってしまった。これだけストライクが入らないとどうすることも出来ない。ここ3試合同じような投球が続いている。その前は、ヤクルトに移籍して以降では最も調子が良いのではないか？と感じさせるほどボールのキレが良かったように感じたのだが、突如として崩れてしまった。それが1試合で収まればまだ良いのだが、数試合に渡って立て直せないとなると首脳陣も困ってしまうだろう。先発の駒不足は明らかなだけに高梨には踏ん張ってもらいたいのだが、苦しい投球が続いている。

打線は、中日先発大野雄の前にほぼ完璧に抑え込まれてしまった。ロースコアのゲームに持ち込むことが出来れば、まだ何かしらの手の打ちようはあったと思うのだが、上記の通り先発の高梨が序盤で試合を壊してしまったため、大野雄に楽に投げさせる展開となってしまった。とりあえずヒットが出て良かったな。くらいの印象しか持てないゲームとなってしまった。
注目された村上も今日は大野雄の前に抑え込まれてしまい、期待されたホームランも飛び出さなかった。村上ばかりに負担をかけてはいけないのだが、今のチーム状況を考えると、やはり村上に期待せざるを得ない状況はあると思われる。一振りでチームを苦境から救い出すような一打を期待したい。

P．S　久々に川端が1軍の舞台に戻ってきましたね。代打できっちりヒットを放ったことが明日以降に繋がりそうですね。青木が登録抹消された中で、川端にはベテランとしてチームをまとめてもらいたいですよね。


にほんブログ村