長野、坂本、阿部をどう抑える？

ヤクルト２－５巨人

村中も赤川に続いて初回に掴まってしまった。タイトルにした通り、長野、坂本、阿部をどうにかしなければならない。まあ難しいことなのだが…

先発は、ヤクルト村中、巨人ホールトン。スタメンは、雄平、森岡の１，２番、６番田中浩、７番武内、８番川本。宮本の休養日が多いのは、やはり体調面の問題だろうか？

試合は前日に続き、初回から巨人打線に掴まってしまった。２試合連続完封中の村中を中５日で持ってきたのだが、巨人打線には通用しなかった。阿部、矢野のタイムリーで３失点。厳しい立ち上がりである。
それでもその裏打線が、不安定な立ち上がりとなったホールトンを攻め、四死球のランナーをバレンティンのタイムリー２ベースとミレッジの犠牲フライで返し１点差とする。
しかしその後も村中は立ち直れず、４回には坂本のタイムリー２ベースで１点、５回には、ホールトンにタイムリーを浴び、また１点を失ってしまう。結局村中は、５回を投げ、被安打１２与四球２の５失点。前日の赤川同様打ち込まれてしまった。これはやはり巨人打線を誉めるべきなのだろうか？
打線は、３回～６回まで毎回２アウトからランナーを出すが、得点には繋がらず、リリーフ投手陣は無失点リレーを見せたものの打線も巨人リリーフ陣に抑え込まれてしまい、２－５でゲームセット。大事な巨人との３連戦だが、２連敗となってしまった。

村中でも通用しなかったショックは大きい。最近２試合連続完封勝利中だっただけに巨人相手にどこまで通用するか楽しみにしていたのだが…全く通用しなかったと言ってもいいような結果が残ってしまった。村中にとっては、元々苦手としていた村田がいるのも嫌なのだろうが、なんと言っても長野、坂本、阿部である。現在、セリーグの日本人野手で３本の指に入る選手を選べと言われたら、この３人になってしまうのでは？というくらい強力である。この３人がいるからこそ、周りの打者も活きてきているような印象である。
村中もこの３人に初回からリズムを崩されてしまった印象だ。試合を見ていないので分からないのだが、一球速報を見る限り、村中の調子が悪かったとは思えない。初回さえ乗り切れていればまた違った展開になったのかもしれない。まあ「たられば」は禁句なのだが…。長打もあって足もある長野、坂本、円熟期を迎え、怪我も関係なく打ちまくる阿部をどうにか抑えなければならない。これはヤクルトだけの課題ではないのだろうが…
今のところ対応策は見つかっていない。赤川、村中、石川の３枚を今回の３連戦でぶつけるというのは残り試合数を考えれば、最善の手段だと思う。しかしこの２試合は、完全に巨人打線が上回っている。
いきなり初物をぶつけるような奇襲も考えたいのだが、巨人打線に通用しそうな若手投手が皆無なのも痛いところである。
まあサウスポー３人の実力に期待するほかないだろう。皆さんの中で巨人打線を抑え込むアイディアなどあれば教えてほしいものです！

打線は、まあ仕方ないだろう。雄平、森岡の１，２番はまた組み直すことになるだろう。決して悪い組み合わせだとは思わないのだが、雄平は７番辺りに置きたいというのが私の考えである。まあ今日のメンバーであれば７番に武内を置いていたので１番で問題ないと思うのだが…もう少し嫌らしさを感じる１，２番コンビで掻き回してほしい。ただし、誰？と言われると全く思いつかないのだが…畠山がいない状況で１番ミレッジというわけにもいかないだろうし…
１，２番コンビについてもアイディアがあれば是非教えてほしい。

３連敗は避けたい。中４日という厳しい環境の中で登板となる石川だが、踏ん張ってほしい。とにかく勝利が欲しい。

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