ヤクルト3-0阪神
前回146球を投げ切った館山の今日の登板に注目が集まったが、今日も抜群の安定感を見せてくれた。完全復調と見て良さそうだ。CSに向けてこの復調は大きい。
ヤクルト館山、阪神久保で始まったこの試合、ヤクルトのスタメンは、6番宮本、7番武内以外は前回と同じメンバーで臨んだ。1~3番は、雄平、福地、田中浩。
ヤクルトは3回に2アウトからバレンティン、川端、宮本の3連打で先制。4回にも福地のセカンドゴロの間に1点を追加する。この場面、1塁ランナー雄平は上手く時間を稼いでくれた。走塁面で不安が大きいのだが、この走塁は、好走塁と言っても良いのではないだろうか?
その後館山が阪神打線をきっちり抑えると、8回には阪神投手陣がヤクルト打線に4つの四死球を与え、ラッキーな形で1点を追加する。9回は、抑えのバーネットが0アウト満塁のピンチを招くが、後続を断ち、3-0で勝利し、CSにまた一歩近付いた。
今日の収穫は、館山だ。前回の登板で中5日ながら146球を投げていたため、その影響が心配されたのだが、ほぼ完璧な投球を見せてくれた。前回の試合では13奪三振を奪う快投を見せてくれたが、今日のようにコーナーを丁寧に突き、内野ゴロの山を築くピッチングこそ館山の真骨頂である。後は、CSに向けてしっかり調整してもらいたい。巨人、中日にとってこの館山の復調は、非常に不気味なのではないだろうか?ヤクルトファンにとって館山の復調は非常に心強い。
打線は、2アウトからつながる場面が目立った。下手をすると1点も取れていないような攻撃だったが、相手のミスもあり、3点を奪うことに成功した。目標を失っている阪神相手だからこそ何とか得点できたという印象である。1~3番の並びは今後どうするのだろう?個人的には2番田中浩だけは固定してほしいのだが…1番福地3番雄平も「あり」かもしれない。どうだろう。
そして阿部が物凄い勢いでホームランを量産し、バレンティンに2本差に迫ってきた。ホームラン王の当確ラインは、31本くらいだろうか?バレンティンには何とか阿部の三冠を阻止してもらいたいのだが…勢いは完全に阿部である。
明日からの阪神戦もきっちり勝利し、早めにCS進出を決めてしまいたい。頑張れスワローズ!
P.S 昨日ドラフトの記事を書いたのだが、今日の報道で藤浪も1位候補に含まれているとの報道があった。これは非常に嬉しい。個人的には、1位は藤浪もしくは大谷に行ってほしい。今シーズンの武田(ソフトバンク)、釜田(楽天)の投球を見ていると、この2人もかなりやってくれそうだ。特に藤浪は即戦力と考えて良いのではないだろうか?楽しみである。
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