村中はいつになったらエースになれるのか？

ヤクルト０－１２阪神

ひどい負けっぷりである。たまにはこんな試合があっても良いのだが、村中、増渕のムラのあるピッチングはいつになったら治まるのだろう？増渕は論外なので今日は話題にするつもりはないのだが、村中は波が激しすぎる。中日相手に連続完封をしたときは一気にエースに駆け上がるのでは？と思ったのだが、その後が続かない。もっと若い頃ならこれでも許されたのだが、もう7年目である。ドラ１四兄弟の長男としてもう少ししっかりしてほしいものだ。というよりもドラ1四兄弟は今季限りで一旦解散しても良いのではないだろうか？そう言われても仕方ないような今シーズンの出来である。

ヤクルト村中、阪神岩本で始まったこのゲーム。村中が序盤から掴まってしまい、ゲームを壊してしまった。前回の反省を活かすことができなかった。5回にはピンチで登板した松井光がルーキーの伊藤隼にプロ入り第1号となる満塁ホームランを浴びてしまう。増渕、正田も失点してしまい、０－１２という大差での敗北となってしまった。

村中は前回に引き続き全く安定感のない投球だった。調子自体もあまり良くなかったと思われるのだが、もう少し粘ってほしい。そして無駄な四球を減らさなければならない。5回までに村中と松井光で9点を失ってしまったのだが、被安打はこの時点で5本である。特に5回の被安打は伊藤隼の満塁ホームラン1本のみだったのだが5点を失ってしまった。被安打1で5失点とは…プロの野球ではない。
CSに向けて課題ばかりが残る投球となってしまった。ファンとしてはCSの登板時に運よく調子の良い村中が見られるように祈ることしかできなさそうである。
そして松井光の神通力のようなものはすっかり消え失せてしまった。まあ普段の松井光に戻ったと言えばそれまでなのだが、今後の起用方法が難しくなりそうである。

野手陣は、今日から1軍に登録された畠山、相川をスタメンでは起用しなかった。それだけに代わりに試合に出ている武内、中村にはもう少し奮起してほしかった。特に中村は相川不在時に奮闘してくれたが、相川を押し退けてレギュラーの座を奪うほどの活躍には至らなかった。それでも私は、中村を正捕手として推したい。CS出場がかかった大事な場面でマスクを被り、勝利を手繰り寄せたのは紛れもなく中村である。小川監督がどんな判断をするのか注目してみたい。
今日の試合では野手陣については特に話すことはない。岩本相手に1点も取れなかったのは残念だった。岩本に自信を与えてしまったかもしれない。
1～3番の並びについては今日は、雄平、森岡、田中浩と並べ福地は6番に起用してきた。意図がよく分からないのだが、福地は密かに3安打と結果は残してくれた。田中浩2番ではいけないのだろうか？

今日の試合は切り替えやすいゲームだろう。明日の石川に期待したい。

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