中澤はCSの戦力となりうるだろうか?

ヤクルト6-2DeNA

昨日の八木に続いて今日は中澤が好投してくれた。今シーズン№1のピッチングだった。CSでの起用もあるのだろうか?

ヤクルト中澤、DeNA三浦で始まったこの試合、ヤクルトが2回に中村のラッキーなヒットで先制すると、6回にはバレンティンの第31号となる2ランホームランで追加点を奪う。中澤は6回に掴まり降板となってしまう。代わった押本も1点を失ってしまうが、7回には福地のタイムリー、8回には相手のエラーで2点を追加し、6-2で勝利した。

CSが決まっているので勝ち負けはあまり関係ないと言えばないのだが、それでも中澤に白星がついたこと、バレンティンにホームランが出たことなどは非常に大きな意味を持つと思う。ファンとしては勝ってくれることに越したことはない。

打線はスタメンを組み替えてきた。1番福地、6番飯原、7番森岡、8番中村。個人的には好きな打順である。特に福地、田中浩の1,2番は個人的に最も推していたので納得のオーダーである。ここのところ雄平より福地のほうが当たっていたので調子の良さを買って1番で起用したのだろう。今日も猛打賞の活躍だったのだが、明日以降どういうオーダーを組んでいくのか気になるところである。
もう一人注目したいのが飯原である。こちらは悪い意味での注目である。飯原の2年連続の大不振には私自身非常に落胆している。昨シーズンからブログを読んでくれている人ならわかると思うのだが、私はこの飯原への期待が非常に大きかった。昨シーズン開幕前には一気にヤクルトだけでなく球界を代表するプレーヤーになる可能性も秘めていると感じていた。それだけに昨シーズン終盤から始めたこのブログでも成績の割に取り上げる回数が多かったと思う。CSで中日のチェンから決勝ホームランを放つなど意外性は発揮してくれたのだが、野球下手な部分があまりにも目に付き2年続けて最悪と言っても良いようなシーズンを送っている。小川監督ら首脳陣の期待も高かっただけにこの不振は残念としか言えない。ここのところスタメン起用もあったのだが、結果も内容も良くない状態である。CSに出場できるかどうかも怪しいところである。今日は戦力外通告のニュースも飛び込んできたが、このままでは飯原も他人ごとでは済まされない。奮起に期待したい。

投手陣では中澤である。久しぶりに良い状態の中澤だったのではないだろうか?DeNA打線は決して弱い打線ではないのだが、5回までは2安打無失点に抑え込んでくれた。それだけに6回の投球が残念だったのだが、首脳陣は今日のピッチングをどう評価しただろうか?
館山、石川、ロマン、村中、赤川以降の先発投手として七條、八木、中澤辺りの名前が挙がると思うのだが、この3投手のうち先発としてCSに起用されるのは1人だけだろう。もちろんこの3人のうちの誰かが投げるということはファイナルステージまで勝ち上がらなければならないので大事な場面での登板が予想される。今日のピッチングを見せてくれるのであれば、中澤起用も面白いかもしれない。連日の嬉しい悩みである。

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