WBCメンバー28名決定。マエケンは選出

本日WBCの日本代表28名が決定した。
メンバーは以下の通り。

投手 杉内俊哉、内海哲也、山口鉄也、沢村拓一(以上巨人)、前田健太、今村猛(以上広島)、能見篤史(阪神)、牧田和久、涌井秀章(以上西武)、摂津正、大隣憲司、森福允彦(以上ソフトバンク)、田中将大(楽天)

捕手 阿部慎之助(巨人)、相川亮二(ヤクルト)、炭谷銀仁朗(西武)

内野手 坂本勇人(巨人)、井端弘和(中日)、鳥谷敬(阪神)、稲葉篤紀(日本ハム)、松田宣浩、本多雄一(以上ソフトバンク)、松井稼頭央(楽天)

外野手 長野久義(巨人)、中田翔(日本ハム)、内川聖一(ソフトバンク)、角中勝也(ロッテ)、糸井嘉男(オリックス)

以前ブログにも書いた通りWBCという大会をどういう風に見れば良いのか未だに分からないのだが、野球ファンとして避けては通れない大会である。
選ばれた選手には頑張ってもらいたい。WBCを戦う上で現状のベストメンバーが選ばれたということなのだろう。

今回のメンバーで個人的に気になったのは、前田健の選出と聖澤の落選である。

前田健に関しては、先日の練習試合でも明らかだったように怪我の影響もあり本調子からは程遠い。個人的には、WBCを大きな大会とは位置づけられないでいるので無理せずにシーズンに備えて良いのでは…と思うのだが、前田健本人は日の丸を背負って戦いたいのだろう。
WBCと怪我ということで言うとヤクルトファンは、石井弘寿投手を思い出す人も多いのではないだろうか?怪我をおして本調子からは程遠い状態でマウンドに上がり、イ・スンヨプにホームランを浴びてしまった。そして肩の怪我は致命傷となり、それ以降本調子の石井弘寿を見ることはできなかった。
圧倒的なパワーでねじ伏せる石井弘寿とは違って投手としての高い総合力で勝負する前田健を同じように考えてはいけないのだが、どうしても心配してしまう。広島ファンの方々はどう感じているのだろうか?

もう一つ気になったのは、聖澤の落選である。おそらく角中と聖澤とで争ったと思われるのだが、スピードの聖澤を差し置いて打撃の角中が生き残った。これは少し意外だった。聖澤の走塁は大きな武器になり、ゲーム終盤で活きてくると思っていたので、チーム状況を考えると角中が落選するのでは?と考えていた。
首脳陣は角中の打撃にそれだけ大きな期待を寄せているのだろう。もちろん角中は素晴らしい選手なのでこの決定が間違っているとは思わない。

さて今大会はどのような結果になるのでしょうか。

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