小川先発ローテほぼ決定！

オープン戦　ヤクルト８－０阪神（６回コールド）

小川の勢いが止まらない。今日は５回を被安打３奪三振４無四球で無失点。これで対外試合１４回無失点とのことだ。これまでに何度かブログで取り上げているようにこの小川、アマチュア時代から注目されており、今年のヤクルトの新人の中では最もネームバリューのある選手だった。それだけに期待も大きかったのだが、今の所その期待に十分に応えてくれている。それにしてもよくこの投手がドラフト２位まで残っていたものである。
今日の阪神のスタメンはほぼベストメンバーと言っても良いような構成になっていたのだが、きっちり抑え込んで見せた。阪神に嫌なイメージを植え付けることができたのではないだろうか？
この時期に誉め過ぎるのもどうかなと思うのだが、今の所誉めることしか出来ないような活躍ぶりである。正直この小川と比べることが出来る投手は、ヤクルトでは館山と石川ぐらいしかいないのではないだろうか？エース２人に肩を並べるような投球を期待したい。
今日の投球で開幕ローテ入りは決定的だろう。後はコンディションをしっかり整えていってほしい。唯一の心配点は怪我ということになりそうだ。オープン戦中に７回ぐらいを投げ切る姿を見てみたい。

野手陣では何と言っても中村である。今日は４打数４安打２打点と大活躍してくれた。この中村についてもこのブログでは何度も取り上げているのだが、個人的には相川からレギュラーの座を奪取してもらいたいと考えている。打撃面で期待できるようになればレギュラーの座も一気に近付く。守備面でも強肩を活かした盗塁阻止という大きな武器を持ち、今日の試合では６回コールドながら阪神打線を０点に抑えて見せた。まあリード面に関しては私は素人であり、細かい部分は分からないし、小川のピッチングはそんなに捕手を選ばないように感じるがそれでも評価してよいのではないだろうか。小川ー中村の同級生バッテリーにこれからも期待したい。

打線は６回で１４安打と爆発してくれた。中村の他に田中、畠山が３安打。森岡、松井淳が２安打と結果を残している。松井淳は外野手争いで一歩後退しているかなと感じていたが、ここに来て結果を出し始めている。WBCでバレンティンが怪我をしてしまったこともあるので松井淳自身ここが勝負所である。

そえにしても小川の快投にはワクワクさせられる。キャンプ、オープン戦とポジティブな記事やネガティブな記事を色々と書いてきているが、全てを吹き飛ばしてしまうほどのインパクトが小川にはある。各球団にマークされた中で始まるシーズンでどんな投球を見せてくれるだろうか？楽しみである。


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