第８５回センバツ大胆予想＆注目選手

さてセンバツの組み合わせが決まったので今回も予想と注目選手について書いてみたい。今回は８５回の記念大会ということで出場校は３６校となっている。

本命　北照（北海道）

対抗　大阪桐蔭（大阪）

注目　京都翔英（京都）

昨年の夏の大会は、大阪桐蔭を本命にしたガチガチの予想をしたのだが、今回は昨年から気になっていた北照を本命にしてみた。昨年のセンバツでは、下級生中心ながらも準優勝した光星学院を苦しめるなど面白いチームに感じていた。是非夏も見たかったのだが予選で敗れてしまい甲子園出場は果たせなかった。その北照がセンバツに駒を進めてきた。個人的に注目しているのが吉田である。打席での立ち姿が美しい。隙のなさそうな打撃フォームをしている。昨年の大会時は全く知らない中で見たのだが初見から「おっ！」と思わすような選手だった。センス抜群のバッティングにスピード感あふれるプレーは要注目である。
投手陣も昨年からエースナンバーを背負っているサウスポーの大串をはじめ粒ぞろいである。強打の捕手小畑もおり戦力的には充分優勝候補に挙げて良いと感じる。

対抗には大阪桐蔭を挙げてみた。三季連続優勝がかかるセンバツであり、最も注目されるチームであろう。今回の大阪桐蔭もタレント集団である。これまでも印象に残る活躍をしている森、笠松、水谷辺りはもちろんのこと近田、辻田といった野手陣のバッティングも脅威である。
心配はやはり大黒柱藤浪が抜けた投手陣ということになるだろうか？それでもプロ注目の捕手森がリードすることを考えれば大きく崩れることは考え辛い。間違いなく大会終盤まで残っていそうである。

注目校には京都翔英を挙げてみた。右の長距離砲榎本に注目である。日本球界では中々現れない右の長距離砲なだけにプロ注目の選手となるだろう。但しこの京都翔英を注目校に挙げたのは榎本がいるからではない。極端な守備陣形を多用するなど思い切った作戦を使うところに魅力を感じている。初出場ながら相手としては戦いづらさを感じさせるチームではないだろうか？

さて注目選手であるが、上記に挙げた高校の選手はもちろんのことなのだが、その他にも注目したい選手は沢山いる。

投手
大竹耕太郎（濟々黌）ー夏に大阪桐蔭を苦しめたサウスポー。大崩れするする姿は想像しづらく今大会№１サウスポーと言っても過言ではない。

立田将大（大和広陵）－新２年生の逸材である。中学時代から注目された投手であり、MAX１４９キロの速球も魅力十分である。早いだけでなく安定感もあり、勝ち方を知っている投手に感じる。

安楽智大（済美）　－こちらも新２年生である。入学直後から１４０キロを超える速球で注目を集めた安楽がついに全国の舞台に立つ。「スーパー１年生」と呼ばれた現DeNAの伊藤も衝撃的だったが、この安楽はそれを上回る投手となるだろうか？伝統校広陵との初戦は注目である。

野手
栗原陵矢（春江工）－こちらも２年生のスーパー捕手である。個人的には今大会で最も注目したい選手である。捕手と言えば先ほども名前を挙げた森（大阪桐蔭）がいるがこの栗原も将来性という意味では森と双璧だろう。決して強豪校ではない春江工を甲子園に導いたことは捕手としてのセンスも兼ね備えているということなのだろう。チームが勝ち上がることは中々難しいかもしれないがしっかり見たい選手である。

上林誠知（仙台育英）－すでに甲子園で実績を挙げている選手である。仙台育英の左打ちの外野手というと現巨人の橋本やヤクルトの佐藤が印象に残っている。この上林も２人に引けを取らない打撃センスの持ち主である。長打力という面では２人を上回り、プロ注目の選手である。

仕事もあり見れる試合は限られてくるが、注目選手以外にも面白い選手がたくさん見られることだろう。楽しみにしたい。


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