遊学館の小嶋

ヤクルト０－１阪神

阪神先発の小嶋の前にあわやノーヒットノーランというピッチングをされてしまった。石川は前回に続いて好投するものの負け投手となってしまった。

ヤクルトは３番に宮本、６番に飯原、キャッチャーに田中雅とメンバーを入れ替え、右打者をずらりと並べた対左用オーダーで臨んだが、先日の内海対策と同様全く機能しなかった。

阪神先発の小嶋は、個人的には久しぶりに見た印象だったのだが、少し腕を下げて？モデルチェンジを図った印象だ。私の中の小嶋は、遊学館高校時代の印象が未だに強い。しなやかな腕の振りから投げ込まれるストレートとカーブ、スライダーで甲子園でも三振の山を築いていた。プロに入ってからは目立った活躍はなかったのだが、昨日の試合ではヤクルト打線がほぼ完璧に抑え込まれてしまった。

これだけ打てなければ今日は何も言うことはない。小嶋はストレートの勢いは戻っていたし、チェンジアップが効いていたようだ。ただまたしても好投の石川に勝ちを付けられなかったのは残念だった。

石川は、ここまで毎試合コンスタントに好投を続けている。この試合も初回の失点以外は、危なげないピッチングを披露してくれた。丁寧に低めにボールを集め、ゴロの山を築いた。石川についても特に言うことはない。ナイスピッチングである。

それにしても接戦での４連敗は厳しいものである。今日も今の所藤浪に抑え込まれ劣勢が続いている。優勝に向けての赤信号が点滅し始めたといって差し支えないだろう。


にほんブログ村