いよいよ14日から交流戦がスタートする。昨シーズンは10連敗もあり、最下位と苦しい戦いになったのだが、今シーズンもあまり期待できない状況である。交流戦はこういう戦い方をしよう!みたいな記事を書きたいのだが、現状そんな状態ではない。どれだけ自分たちの野球ができるかにかかっている。できればこの交流戦で5割に戻してほしいのだが、今のチーム状態では期待できない。何とか交流戦を5割で凌げれば御の字と考えて良い状況だろう。
投手陣は、新外国人のラルーと支配下登録された徳山がいきなり先発ローテーションに入ってきそうである。まだどんな順番で先発するか分からないが、村中、徳山、石川、小川、八木、ラルーの6人が候補になると思う。徳山、小川、ラルーは投げてみて調子が良さそうな投手に次のチャンスが与えられるといった所だろうか?そうなると村中、石川、八木のサウスポー3枚についてはやってもらわなくては困る存在になってくる。今シーズン未だ調子の上がらない村中は、明日の西武戦に先発するが、チームに勢いを付けるような投球を期待したい。石川は、エースと呼びきれないところが寂しいのだが、投手陣のリーダーであることに変わりはない。長いイニングを投げることが責務である。八木は現在の先発陣で最も安定している。これまでのキレの良いストレートが投げられればパリーグの打者も戸惑うのではないだろうか?
とにかく村中、石川、八木が登板する日は負けられない。この3人にはただ勝つだけではなく、ブルペン陣を休ませる意味でもできるだけ長いイニングを投げてもらう必要がありそうだ。
ブルペン陣も本当に苦しい布陣である。抑えの山本哲はここのところ登板がないので最初の登板でどんな投球を見せてくれるのか注目したい。休養十分という形で復調しているのか、それとも登板間隔が空きすぎて思うような投球ができないのか?厳しい場面での登板が予想されるが、バーネットがいない中で抑えを任せられる投手が山本哲しかいない状況である。
そこまで信頼を寄せられない山本哲であるが、山本哲以上に信頼できるブルペン陣が1人もいないのも確かである。それほどまでにヤクルトのブルペン陣は苦しいことになっている。押本、松岡が復帰し、名前だけは揃ってきたが、この両名は本調子ではない。ルーキーの石山、江村も不安定な要素が多く、七條、正田辺りは接戦では使い辛い。そうなると個人的にはロマンに期待したくなる。今シーズンも先発、中継ぎにタフな使われ方をしているが本当に頑張ってくれている。数字以上にチームに貢献している助っ人だと思う。交流戦はこのロマンにフル回転してもらうしかないだろう。
状況によってはラルー、小川辺りのリリーフ起用もあるだろうか?
野手陣はとにかくミレッジ、バレンティンの爆発と畠山の復調頼みである。なので特に書くことはない。期待はできないのだが、投手陣の状況も危機的なだけにワンチャンスでビッグイニングを作るような采配をお願いしたい。DHが使える試合は誰をDHにするのだろうか?できるだけ攻撃的に行ってほしいので岩村、飯原辺りを積極的に起用してみるのはどうだろう?(飯原については何を言っているんだ!とお叱りを受けそうなので大きい声では言えないが…)一時は3点取ってくれれば御の字と考えていたが、目標は5点である。貪欲に点を獲りに行ってほしい。
いきなり西武、ロッテという上位球団との対戦から始まるが、ホーム神宮でのゲームだけに最悪でも五分で凌ぎたい。
にほんブログ村
コメント