ミレ、バレ、急ブレーキ

ヤクルト２－５オリックス

相手は好調オリックスなのだが、ヤクルトにとっては組し易い相手に感じていた。投手では金子と当たらなければなんとかなるかな？平野を出さない展開にできれば！といった印象である。（明日の松葉も不気味だが…）しかしオリックスのバルディリス、イ・デホに連続ホームランを浴びるのとは対照的にヤクルトはミレッジ、バレンティンがチャンスで凡退を繰り返し、２－５での敗戦となってしまった。

先日のソフトバンク戦でも感じたのだが、「ヤクルトは弱い。」その一言に尽きるだろう。どうすれば勝てるのか？といったことが思いつかない。ただただ実力不足を感じてしまう。小川監督もこれではお手上げ状態なのではないだろうか？

先発の村中はいい加減調子を上げてもらいたいのだが、上がってこない。「どうした村中！？」と言った感じだ。身体にトラブルを抱えているということではないと思うのだが…今日も初回から苦しい投球となってしまう。先頭の安達にいきなり２ベースを許すとその後もピンチを広げ、イ・デホのタイムリーで先制されてしまう。
球速が出ていないわけではないのだが、今日も空振りを奪うことが出来ない。何が原因なのだろうか？これだけ空振りを取れないと自ずと苦しい投球内容になってしまう。投げる際に力んでしまい、身体の開きが早くなったり、球持ちが短くなったりしているのだろうか？球速が出ているのに打たれてしまうということはやはりフォームが安定していない可能性があるのではないだろうか？まあ試合を見ていないので想像でものを言っているのだが…誰か原因の分かる方がいれば是非教えてもらいたい。
そんな村中は、なんとか４回まで初回の１失点のみに抑え、味方の援護もあり、同点で５回を迎えるが、この５回にバルディリスの２ランとイ・デホの二者連続となるソロホームランで３点を勝ち越されてしまう。期待の村中がこの調子ではがっかりしてしまう。

打線は、３回に森岡のタイムリーで一旦は同点に追いつくものの、チャンスでバレンティン、ミレッジがことごとく凡退を繰り返してしまい、結局森岡の２本のタイムリーによる２点のみに終わってしまった。ミレッジ、バレンティンがチャンスで打てなければもうどうすることもできない。
バレンティンは、同点に追いついた後の２アウト満塁の打席でカウント３－０まで持って行ったものの結局ショートゴロ、５回の２アウト１，２塁のチャンスでも三振。
ミレッジも９回の１アウト満塁で三振と結果を残せなかった。ヤクルトのポイントゲッターは間違いなくこの２人なので２人とも倒れてしまえばますます勝利から見放されてしまいそうである。
特にバレンティンは明らかに不調の時期に入ってきた感じがする。ちょっとしたズレだとは思うのだが、こうなると復調までに時間がかかるのがバレンティンである。簡単にスタメンを外せない部分もあるため起用法が難しくなる。非常に心配である。
ミレッジに関しては、打てなくても全力プレーを続けており、簡単に絶不調に陥るとは考え辛い。明日から切り替えて試合に臨んでほしい。
それでも今日からスタメンマスクを被った相川が猛打賞でプロ入り１０００本安打を達成したり、飯原、山田にヒットが出たりと明るい材料がないわけではない。明日はサウスポーの松葉が先発ということで両外国人以外では意外とこの３人がポイントとなるかもしれない。

P.S　明日のヤクルトの先発はロマンです。バーネットの復帰とともに先発復帰となったようです。と言うことは、ロマンの方がラルーよりも上という判断なのでしょう。まだラルーが１軍で１回も投げていない状態なのですが、それでもロマンの先発復帰を優先したということは、ラルーにはあまり期待しない方が良いのかもしれませんね。
先日コメント頂いた「でぶちゃん」さんからもあまり期待できないとのことでしたしね。


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