赤川今日も勝てず…投手がいない…

ヤクルト7-10広島

先発が踏ん張らない限り勝つことはかなり難しい状況である。赤川に関しては、今シーズンはちょっと厳しいかもしれない。もう一度2軍で作り直すしかなさそうだ。それにしても先発投手の頭数も足りない状況である。そろそろCS進出に関しても黄色信号が灯り始めている。

とにかく投手陣がいない。赤川については、今日も初回からピリッとしない内容で、2つの四球でランナーを溜めると梵、広瀬に連続タイムリーを浴びて2点を失ってしまう。
その後打線の援護もあり、6-2とリードを奪った状態で勝ち投手の権利が掛かる5回のマウンドに登ったのだが、この回突如乱れ下位打線に四球とヒットで満塁のピンチを招くと、菊池に同点満塁ホームランを浴びてしまい、同点に追いつかれてしまう。その後キラに四球を与えたところで降板となってしまい、今日も勝利はお預けとなってしまった。
そして代わった木谷もいきなり梵に勝ち越し2ランを浴びてしまい、この回だけで6点を失ってしまう。7回にも2点を失った投手陣は合計10失点。オールスター休みを挟んでも状態は全く上がってこない。

赤川は2回~4回まで三者凡退で仕留める投球を見せてくれており、このまま6~7回くらいまでは行けるのではないかと勝手に思っていたのだが、そう簡単には行かなかった。5回の投球内容を振り返ると、やはりちょっと先発としては厳しいかな。と感じてしまう。11年シーズンの終盤に彗星のごとく現れ、救世主となった赤川だが、今年の投球を見ているとやはり低反発球の恩恵を大いに受けていた投手なのかな?という印象を個人的には持ち始めている。もちろんボールの影響だけでなく、ストレートの威力が落ちているのかな?と言う印象もある。ムービング系のストレートと変化球で打者を打ち取っていくスタイルは変わっていないと思うのだが、その投球スタイルが今シーズンは全く通用していない。
一旦2軍で調整したものの、その効果は今の所表れておらず、非常に厳しい投球が続いている。それでも現状ヤクルトの先発投手陣がいないだけに今日の投球を首脳陣がどう判断するか気になる。

さてそんな調子の上がらない赤川ではあるのだが、5回に四球と連打で0アウト満塁のピンチを招いたときにここで投手交代では?と考えた方もいると思うのだが、その後に投げる投手がいないのが今のヤクルトである。案の定同点に追いつかれた後に登板した木谷は、梵に勝ち越しホームランを許してしまった。またその後に登板した阿部、江村、松岡もそれぞれアップアップの投球内容であり、安心して任せられる投手はほとんどいない状況だ。
こんな状況だからこそ、赤川に賭けたのだと思うのだが、結果は悪い方に転んでしまった。(どっちにしても悪い方向に転んだ気もするが…)
先発陣もリリーフ陣も駒不足である。2軍の試合は全く追いかけていないのだが、この投手は1軍でも通用しそうだ!という投手や私はこの投手に注目している!という投手がいれば是非教えてもらいたい。
先発は八木、石川、小川に一応村中も入れて4人までは頑張って投げてもらうしかないのだが、それ以外に誰がいるのだろうか?あえて挙げるならロマンと徳山になるのだろうか?
どう考えても駒不足である。近いうちに3位すらも見えないくらいに遠退いて行ってしまいそうだ。

打線は、バレンティンが欠場した中でよく頑張った。ミレッジにホームランが出始めていることと、上田の好調は心強い。バレンティンの腰の状態がどんな感じなのか気になるが、バレンティンが戻ってくれば相手から嫌がられるようなオーダーになってきていると思う。とにかく1点でも多く援護点を取っていかなければならない。

来週の巨人と広島との3連戦では先発投手がそれぞれ何イニング投げられるか?また先発ローテーションに新たに加わる投手に注目してみたい。正直先発投手に7回以上投げてもらいたいのだが…ハードルが高過ぎるだろうか?

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