ヤクルト2-4巨人
今日もそんなに書くことのないゲームなので、八木のことを中心に書いていきたい。
今シーズンの八木は、26試合に登板し152イニングを投げ、5勝13敗、防御率4.44という成績が残った。高卒でプロ入りし、5年目の23歳で1年間先発ローテーションを守って見せた。プロ入り後は、左肩の故障もありほとんど戦力になっていなかった。昨シーズンようやく2軍でしっかり投げられるようになったばかりである。そんな八木が今シーズンは開幕第3戦で先発し、阪神の藤浪に投げ勝つとそのままシーズン終了まで先発で投げ続けることが出来た。最終的に残った数字は上記の通りなのだが、皆さんの評価はいかがでしょうか?
私の評価ではシーズン通して80点以上は付けて良いのではないかと感じている。大きな怪我を経験している中でシーズン通してローテを守るということは簡単なことではない。前半戦から勝ち星に恵まれず、後半戦は打ち込まれる場面も増えてしまったが、ボール自体はシーズン通してコンスタントにキレのあるボールを投げ続けることが出来ていたと思う。しかし経験不足もあってか1イニングで大きく崩れてしまったり、味方が援護してくれた直後に失点してしまったりと先発投手としての課題もはっきり見えたシーズンだった。
問題は来年である。もちろん今シーズンの経験を活かして大きく飛躍してもらいたい気持ちが強いが、不安も大きい。一つは、勤続疲労である。プロの世界では隔年で活躍する投手がいる。毎年コンスタントに結果を残すことは難しいことである。八木の場合、肩の怪我を経験しているだけに身体の調子がどうしても心配になってしまう。オフの過ごし方も非常に重要になりそうだ。
もう一つは、調子が良くない時の投球である。今シーズンの八木は実はコンスタントにそこそこのボールは投げられていたと思う。しかしそれでも結果は5勝13敗である。私の中では今シーズンの八木は調子が良かったのでは?と感じている。それでも結果が伴ってこなかった。この事実がどうも引っかかる。来シーズンは今シーズンのようなボールが投げられるとは限らない。そんなとき相手を抑え込めるだけの投球の幅を持っていないのではないだろうか?
今シーズンローテを守ったというだけで来シーズンの成績が保障されるわけではない。良いボールを持っているだけに期待は大きくなるのだが、簡単に活躍できるほどプロの世界は甘くないだろう。それでもヤクルトファンとして来季の活躍に期待したい。
八木は今日もまずまずのボールを投げていたと思う。それでも阿部、村田にタイムリーとホームランを打たれてしまい、5回2/3で4失点という結果に終わってしまった。ボールの割に結果が出なかった今シーズンからボールに見合った成績を残せる投手に成長してもらいたい。
打線は、またしても6回からのマシソン、澤村、西村、山口に抑え込まれてしまった。8回に西村から川端の四球とユウイチのヒットで2アウト1,2塁のチャンスを作って代打バレンティンが登場した場面が唯一のチャンスだったが、バレンティンは三振に倒れてしまった。野手陣に関しては、これといって見所の無いゲームだった。
「今日のバレンティン」
1打数0安打
代打での登場となったが、結果を残すことは出来なかった。DeNAのブランコが3安打3打点の活躍で打点だけでなく打率でもバレンティンを抜いてトップに立った。これで三冠王は絶望的となりましたね。いつの間にかバレンティンの影に隠れる形となってしまったブランコも素晴らしい成績を残していますね。
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