ソチオリンピック注目ポイントとメダル予想

今日は、一スポーツファンとしてソチオリンピックの個人的な楽しみ方とメダル予想をしてみたい。

早速日本選手団のメダルを予想してみたいと思う。ズバリ９個と予想してみる。金メダルは２～３と見ているがどうだろうか？

９個と言う数が多く感じるか少なく感じるかは人によって違うと思うのだが、過去の冬季五輪で最もメダルを獲得したのが長野五輪時の１０個と言うことでそれを踏まえて考えればまずまず多い数字となるのかもしれない。

メダル予想の９個の内訳だが、まず男女のフィギュアスケートで３つ、女子ジャンプで１つの４つは固いのではないかと見ている。
正直言うとフィギュアスケートにはほとんど興味がないためリアルタイムでテレビ観戦するつもりはないのだが、今大会で最も日本選手が輝く種目になりそうである。男子は、羽生、町田、高橋の３人ともにメダルが狙える位置にいると思われる。特に羽生は、ミスなく滑りきることが出来たならば世界王者のパトリック・チャンを抑えるだけの力はあると考えられる。４回転ジャンプのキレ味と繊細な表現力は魅力的である。
町田、高橋にもメダルのチャンスは十分にあると思う。

女子は、何と言っても浅田ということになるだろうか？キム・ヨナがいるため金メダルは厳しいと考えられるが「メダル」と言った意味では今大会の日本人選手の中で最も固い選手だと思う。
また男子同様鈴木、村上にもメダルのチャンスはあると見ている。

オリンピックで初採用となる団体戦は読めないのだが、男子２、女子１。もしくは男子１、女子１、団体１くらいの割合で３つはメダルを獲得できるのではないだろうか？
個人的には、フィギュアスケートという競技は採点が難しくスポーツとして楽しむことが出来ないのだが、機会があったら見てみたいと思う。

女子ジャンプは、高梨に期待がかかる。今シーズンのワールドカップでは圧倒的な勝率を誇っており、最も金メダルに近い日本選手と感じるのだが、それでも女子はノーマルヒル一発勝負ということで怖い部分はある。この一発勝負のプレッシャーに打ち勝って金メダルを獲得するようなら日本中大騒ぎとなるだろう。
但し、この女子ジャンプについても今大会が初採用ということもあって個人的にはどうも注目し切れない部分がある。しっかり見ていないので分からないのだが、おそらくまだまだ上位選手とそれ以外の選手で実力差がある種目だと考えられる。（それだけに高梨にとっては大チャンスだと感じるのだが…）

フィギュア、女子ジャンプでメダル４つと予想するが、この予想は共感してもらえる方が多いのではないかと思う。問題はそれ以外の種目でどれだけメダルを積み上げることができるか？という部分である。

正直メダル獲得のチャンスがある種目は冬季五輪にしては多く感じるのだが、実際に獲得できるかどうかは分からない種目が多い。上記の４つにプラスして、個人的にはスピードスケート男子５００Mの加藤もしくは長島で１つ、ノルディック複合で２つ、男子ジャンプで１つ、スノーボードハーフパイプ、モーグル、スノーボードスロープスタイルなどのフリースタイル競技で１つの合計９個と予想してみる。

上記のフィギュアスケート、女子ジャンプに比べて個人的にはリアルタイムで観戦してみたい気持ちが強い種目ばかりである。

最も注目しているのは男子ジャンプの「葛西紀明」である。以前の記事でも書いたのだが、実力の割に日本での知名度が低い選手である。何とか１つはメダルを持ち帰ってほしいと思う。最もチャンスがあるのは団体戦と言うことになるだろうか？

ノルディック複合もエース渡部暁斗を中心にメダル争いに加われそうだ。荻原健司を中心に黄金時代を築いた時代からはすでに２０年ほどの月日が経ってしまった。久々にメダルを獲得する姿を見てみたいものだ。団体戦に関しては、金メダルの可能性もあると感じている。注目種目である。

スピードスケート男子５００Mは、混戦模様であり正直メダルは厳しいかな？と感じる部分もあるのだが加藤、長島ともに大舞台での集中力には定評がある。オリンピックの一発勝負でやってくれそうな雰囲気のある選手である。期待したい。

フリースタイル系の競技に関しては、前評判の割にメダルが獲得できないことが多いのだが、今回はチャンスがあると見ている。最も期待できるのは男子のスノーボードハーフパイプなのではないだろうか？ショーン・ホワイトは別格だが、それ以外の上位選手は混戦と見る。１５歳の平野を中心に非常に面白いメンバーが揃ったのではないだろうか？
その他にも男女モーグルやスノーボードスロープスタイル（しっかりと見たことはありませんが…）の角野辺りもメダルのチャンスはありそうである。

夏季オリンピックに比べると冬季オリンピックは、普段見る機会の少ない競技が多いのだが、しっかり見てみると面白い競技ばかりである。フリースタイル系の競技は日本人のメダル云々だけでなくその華やかな技の数々に魅了される。スピードスケートやジャンプ、ノルディック複合は、私が幼い頃に見たオリンピックで日本人選手が活躍した種目であり、今回はメダル確実とまでは言えないがそれでも楽しみな種目であることに変わりはない。

タイムスケジュール的に見られる種目は限られてきそうだが、スポーツファンとして気楽に楽しみたいと思う。


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