今シーズンの新人王とMVPが発表された。
まずは新人王。
セリーグは、澤村拓一投手(巨人)11勝11敗 防御率2.03 174奪三振は素晴らしい記録である。そして新人では90年の野茂投手以来となる200投球回も達成した。文句なしの受賞と言っていいだろう。
これで巨人は4年連続の新人王受賞である。山口、松本、長野、澤村と多彩なメンバーである。昔の巨人のイメージは完全に変わった。
パリーグは、牧田和久投手(西武)5勝7敗22セーブ 防御率2.61 とこちらも素晴らしい成績である。前半戦は、先発で起用されていたが、チーム事情から抑えとなり、22セーブを記録した。個人的には先発タイプだと思っている。来年は先発での起用が濃厚なようなので、アンダースローからの小気味よい投球に期待したい。
今シーズンは、新人の当たり年だったと思う。セリーグは澤村の他に、福井優也投手(広島)、久古健太郎投手(ヤクルト)、榎田大樹投手(阪神)、新人王資格者の藤村大介二塁手(巨人)、パリーグでは、伊志嶺翔大外野手(ロッテ)、塩見貴洋投手(楽天)斉藤佑樹投手(日本ハム)などの活躍が目についた。来シーズン以降も楽しみな選手たちである。
ヤクルトも先ほど挙げた久古の他に七條投手、山田遊撃手がキラリと光る活躍をしてくれた。順調に成長してくれることを願いたい。
続いてMVPである。
セリーグは、浅尾拓也投手(中日)7勝2敗10セーブ、防御率0.41 という凄まじい成績を記録した。中継ぎ投手でのMVPは今まであったのだろうか?いずれにしても今年の浅尾は素晴らしかった。ファンを魅了するピッチングと俊敏な守備を見せてくれた。
パリーグは、内川聖一外野手(ソフトバンク)打率3割3分8厘 本塁打12本 打点74 他リーグに移籍していきなりの首位打者は見事である。怪我で戦線を離脱していた時期もあったので、和田投手(ソフトバンク)や田中投手(楽天)、中村剛也三塁手(西武)の可能性もあるかと思ったが、大差で内川が受賞した。移籍1年目で大活躍し日本一になったことが評価されたのだろう。
新人王とMVPを受賞した選手の皆さんおめでとうございます。
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