今年も雑な野球になりそうですね。

オープン戦　ヤクルト４－５日本ハム

現在のチーム状況から言って予想されたことなのだが、今年も非常に雑な試合が増えそうである。その中でどのようにして勝利を積み重ねていくのだろう？非常に心配である。今日は、守備では西浦のエラー絡みの失点があり、小川の足を引っ張ってしまった。打線は１１安打９四球をもらいながらも１５残塁で４得点。昨シーズンも同じような記事を何度か書いたと思うのだが、とにかく野球が下手である。エラーが得点に直結してしまったり、チャンスで打てなかったりとファンからしたらとてもストレスが溜まるゲームとなってしまった。
おそらく今シーズンは今日のようなゲームが増えるはずである。覚悟しておこう。

小川監督が「今日からの３試合は開幕オーダーで。」とコメントしているので、おそらく今日のオーダーが開幕戦のオーダーとなる可能性が高い。

１番　セカンド　　　山田
２番　センター　　　雄平
３番　ライト　　　　バレンティン
４番　レフト　　　　ミレッジ
５番　サード　　　　川端
６番　ファースト　　畠山
７番　キャッチャー　相川
８番　ショート　　　西浦
９番　ピッチャー　　小川

野球というスポーツがピッチャーとバッターの１対１の勝負だったらこのメンバーは中々魅力的である。しかし今日の試合でも点が線になることはなかった。チームとしての攻撃のコンセプトがはっきりしないため個人の力に頼るしかない状況である。結局今日の得点もミレッジのタイムリーとバレンティンのホームラン以外では雄平の押し出し四球の１点のみに終わってしまった。投手陣が苦しい状況なだけに野手陣が何とか打って守ってカバーしてほしいのだが打てない。守れない。状況である。
本当にこのメンバーが開幕スタメンになるのだろうか？雄平はそのまま２番起用なのか？上田の起用はないのか？ショートは西浦で行くのか？小川登板時のキャッチャーは中村でも良いのでは？などいくつか疑問は浮かぶのだが、小川監督はコメント通りこのままのオーダーにこだわるのだろうか？開幕前にもう一度考え直しても良い気がするのだが…皆さんはどう思うでしょうか？

投手陣は小川が前回に続いて試合を作ることが出来なかった。６回を被安打７与四死球１の５失点（自責点は３）という内容である。バックに足を引っ張られてしまった部分もあるが、昨シーズンからの課題であるランナーを出してからの投球に不安が残った。また左バッターに打たれているのも気になる所である。
それでも個人的には前回の登板の時にも書いたのだが、そんなに心配はしていない。エースとして投げてもらうしかないのである。開幕戦はおそらくスイッチが入った状態の小川が見られるのではないだろうか？どちらかというと守備のミスでリズムを崩してしまうことの方が心配である。
開幕戦は強力DeNA打線が相手だが、小川、石川が打ち込まれてしまうようだと今シーズン通してDeNAに苦しめられてしまいそうである。まずは小川がDeNAを勢いづかせないような投球を見せてもらいたい。

今日のゲームのプラスポイントとしてはリリーフ陣の好投が挙げられる。２軍での調整が続いていた久古が２/３を被安打１の無失点、押本が１/３を無失点、石山が１回を三者凡退、山本哲も１回を三者凡退としっかりゲームを落ち着かせてみせた。リリーフ陣が試合を落ち着けることが出来れば打線が挽回する展開も増えてくるはずである。ここまで不調だった石山、山本哲が完璧な投球を披露してくれたことは心強いし、久古、押本が開幕前に１軍のマウンドで投げれたことも大きい。おそらく７回８回９回については石山、山本哲、バーネット（八木の可能性もあるかな？）で繋ぐことになると思うのだが、様々な展開での登板が予想される久古と押本の役割も非常に重要なポイントとなってくる。今日の押本のリリーフはナイスリリーフだったと思う。経験値を活かした投球に期待したい。

投手陣に関しては本当に少しずつだが、光が見え始めているような気がする。１試合１試合で一喜一憂していてはいけないのだが、開幕までに何とかリリーフ陣の駒が揃いそうなのはプラスポイントである。

P.S　「みんなで先発オーダーを考えよう」の記事にコメントを下さったでぶちゃんさん、ユウさん、ありがとうございます。皆さんとこういうことで意見交換できることは個人的には非常に嬉しく感じています。まずは２番雄平、３番バレンティンという起用方法に期待してみますかね。


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