１勝１１敗１引き分け

オープン戦　ヤクルト１－５ロッテ

タイトルはヤクルトファンの方々がご存じの通り今シーズンのオープン戦の最終成績である。オープン戦はそこまで勝敗にこだわる必要はないのだが、今年のヤクルトのオープン戦に関しては負け方が非常に悪い。正直シーズンに直結する数字と考えても良いと思っている。
本当にどうやって勝つのか想像できない。深刻な状況である。

先発のナーブソンは５回を被安打３（被本塁打１）与四球１の１失点という数字が残った。これでおそらく開幕第３戦目の先発の座を勝ち取ったことになるのだろう。球数も５回で６０球ということで今日のナーブソンの姿がおそらく本来の姿ということになるのだろう。それにしても開幕前最後の登板なのだからもう１イニングくらい投げる姿も見たかったのだが…こればっかりは他の投手との兼ね合いもあるため仕方ないことだろうか。

リリーフ陣は今日も石山、山本哲、カーペンターが１回を無失点で抑えて何とか開幕に向けて調子を上げてきた印象がある。しかし今日は、今まで好投していたバーネットが打ち込まれてしまい角中に満塁ホームランを許すなど１回持たずにKOされてしまった。また一つ不安材料が増えてしまった。外国人投手に関しては、おそらくナーブソンとバーネットが１軍に残ると思われるのだが、７回～９回の投手陣の不安定さはセリーグの中でもワーストを争ってしまうのではないだろうか？

野手陣は今日も拙攻のオンパレード。１０安打で１点という効率の悪い攻めとなってしまった。これだけ得点に繋がらないのだからとにかく「チャレンジ」「チェンジ」が必要だと思うのだが…どうだろうか？もちろん今シーズンは３番にバレンティンを置き、２番打者にも積極的に打たせる野球を展開しようとしている意図は伝わるのだがオープン戦を見る限りこのオーダーが繋がっているとは思えない。このオーダーで戦ったのはまだ数試合なため、もう少し我慢して見続けていった方が良いのかもしれないが、私の推奨オーダーと違うということもあってどうもモヤモヤしてしまう自分がいる。（皆さんのコメントを見させていただくと３番バレンティン派の方々が多いので、もう少し様子を見るべきなんだろうなとは思いますが…）
それにしても打っても打っても点が入らない野球は非常にストレスが溜まる。結局ホームラン頼みの野球になってしまっている。もう少し機動力を使ってもらいたいのだが…今シーズンはもっと仕掛ける野球が見られると楽しみにしていたのだが…何か長嶋監督時代の巨人のような一発頼みにチームになってしまっているように感じる。この戦力でこういう野球をやっていては得点に繋がらないだろう。
やはり１番山田２番上田３番ミレッジ４番バレンティン５番川端６番畠山７番相川８番西浦９番投手という並びの方が相手チームにとっては嫌なのではないだろうか？
開幕まで少し時間があるので何かしらの記事は書けたら良いなと思っている。

投手陣は先発陣もリリーフ陣も不安定な状況であり、打線は打っても得点が入らない状態。これではシーズンに入っても勝てないだろう。開幕カードはDeNAとだが、もう格下の相手ではない。DeNA打線を止めることは今の投手陣では容易ではないだろう。それでも開幕戦に関しては小川ー三嶋ということで勝つチャンスは充分あると思う。開幕戦で少しでもチームに勢いが付けばよいのだが…厳しいですね…


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