ヤクルト8-9巨人(延長10回)
勝てるゲームだったと思うのだが、一概に悪いゲームだったとも言えないと思う。巨人戦で終盤こんなに二転三転するゲームは久々ではないだろうか?「神宮劇場」というやつである。勝てれば巨人にダメージを与えられるゲームだったと思うのだが、ヤクルトにとってもそこまで悲観することはない内容だったと思う。
先発の八木は調子自体はそこまで悪く感じなかったのだが、試合の中でどうしても崩れてしまうイニングが出てきてしまう。ここら辺については昨シーズンから成長が見られない。特に1点リードで迎えた5回に2アウトランナーなしから阿部と長野のホームランで3点を失ってしまったのは痛かった。阿部のホームランも長野のホームランもコースが甘く感じた。そしてロペスへの四球も頂けなかった。せっかく良いボールを持っているのだから修正してもらいたい。昨シーズンから同じことを書き続けているような気がするのだが、非常にもったいない。
リリーフ陣はロマン、真田がしっかりイニングを喰ってくれたのは良かったのだが、結局勝ちゲームを担っている投手が総崩れしてしまった。
特にチームが逆転した後の9回を任されたカーペンターは1アウトも取れずに降板となってしまった。ここまでくると流石にクローザーでの起用は難しくなってくる。一旦2軍で調整したほうが良いのではないだろうか?2軍でしっかり結果を残せるようならまたチャンスは回ってくるはずである。
久古、山本哲は無死満塁という非常に厳しい場面での登板となったが、久古は代打の高橋由に押し出しを与えてしまい、山本哲も坂本の犠牲フライと片岡のタイムリーを浴びてしまい、踏ん張れなかった。まあ今日の所は厳しい場面での登板だっただけに切り替えてもらうしかないだろう。引きずらないようにしてもらいたい。
期待の秋吉も同点の10回にマウンドに上がったものの阿部に決勝点となるホームランを浴びてしまった。やはり一流どころの左打者をどう抑えるかが課題となってきそうだ。
打線に関しては今日は誉めても良いのではないだろうか?菅野、山口、西村、マシソンを満遍なく打ち込んだ。初回の山田の先頭打者ホームランも見事だったし、2回の2アウトランナーなしからの相川、今浪、八木の3連打も気持ちの良い攻撃だった。
そして昨日に続いて終盤8回に見せ場を作ってくれた。昨シーズンの巨人戦ではありえないような終盤の粘りだった。5本のヒットを重ねての4得点は素晴らしい攻撃だった。9回2アウトからのバレンティンのホームランもこれぞ4番の仕事だったと思う。10回も2アウトから粘って、あわよくば逆転サヨナラの場面を作ったのだが…最後は力及ばなかった。
今日の関しては、9回にカーペンターがきっちり抑えていれば今シーズンのベストゲームだったと思う。(それが出来ないのが今のチーム力なのだが…)
それでも冒頭にも書いたように決して悲観するような内容のゲームではなかったと思う。それだけに明日のゲームが重要になってくる。何としてでも勝利を掴み取ってほしい。(それだけに優勝を目指すと公言するのなら巨人相手に中5日で小川をぶつけても良かったのかな?という気持ちもあるが…)
P.S 久しぶりに神宮での巨人戦で荒れる乱打戦を見ることが出来た。勝てれば最高だったのだが、少し懐かしい気持ちになるような今日のゲームだった。
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コメント
某解説金村氏が言ってたが、今年のスワローズはタフな全員野球、たぶん自分の近鉄時代を思い出したのでしょう。ケガ人、投壊、気にするな、疲れ知らずでジャンジャンやってくれ・・・以上
ひっこめひっこめスワローズ
て言うか負けろスワローズ
阪神に負けろスワローズ
ひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズひっこめひっこめスワローズ
> でぶちゃんさんへ
シーズン前に今年は、打ち勝つ野球をする必要があるということを何度か記事にしたのですが、近鉄の「いてまえ打線」のようなイメージを持っていました。しかし当時の近鉄と現在のヤクルトの雰囲気があまりに違ったため記事の中に「いてまえ打線」という言葉は入れることが出来ませんでした。
イケイケドンドンで行ってほしいですね。
> ハミュウさんへ
コメントありがとうございます。明日から阪神戦なんですね。明日はテレビ中継があるのですが、仕事で見れないんですよね。残念。