ヤクルト13-1阪神
ここのところ2軍の試合にも出ていなかったミレッジは右肩の違和感で帰国。バレンティンは、右内転筋の張りで欠場と言うことでチーム状況は今まで以上に厳しいものとなったが、今日の所は打線が繋がり、苦手メッセンジャーを見事に攻略した。
今日の試合は、まず先発オーダーから振り返っていこう。
1番 セカンド 山田
2番 レフト 比屋根
3番 サード 川端
4番 ファースト 畠山
5番 センター 雄平
6番 ライト 飯原
7番 ショート 荒木
8番 キャッチャー 中村
9番 ピッチャー 八木
バレンティンとミレッジが外れれば必然的に純国産打線となってしまう。どうしても迫力に欠けてしまうが、今日は雄平と荒木が2本塁打と言うことで2人の不在を感じさせなかった。17安打で13点は素晴らしい。特に雄平のホームランは2本とも驚くような当たりだった。これがあるから小川監督をはじめとした首脳陣は起用し続けるのだろう。1本目のバックスクリーンへの会心の一撃、2本目の差し込まれながらもレフトスタンドへ運んだ一発ともに雄平のパワーと打撃センスを見せつけるようなホームランだった。
そして今日は荒木も2本塁打と結果を残した。遊撃手争いは「どんぐりの背比べ」状態だが、打撃ではこの荒木が頭一つ抜け出したような気がする。守備、走塁とまだまだ課題は多いがこのままレギュラーを奪取するつもりで頑張ってほしい。
それでも打線に関しては、メッセンジャー降板以降の得点に関しては、参考記録と言っても良いような得点だと思っている。問題は明日である。広島のルーキー九里を相手にどのような攻撃を見せてくれるだろうか?
ちなみにバレンティンが欠場した場合の私の推奨オーダーは、
1番 レフト 比屋根
2番 センター 上田
3番 セカンド 山田
4番 ファースト 畠山
5番 サード 川端
6番 ライト 飯原or雄平
7番 ショート 荒木
8番 キャッチャー中村
9番 ピッチャー
というオーダーである。今日は打線が繋がったので明日いきなりオーダーを大きくいじることは考え辛いのだが、比屋根は2番を任せるほど器用なイメージはない。制約なく打たせた方が結果を残すのではないだろうか?そして2番はあくまでも上田である。比屋根のスピードと盗塁技術を活かすためにも左バッターの上田を置きたい。小川監督が好きなバントを使うにしても比屋根より上田の方が上手い印象がある。そして3番にはパンチ力があり、将来的には3番候補であろう山田を置きたい。まだまだ時期尚早だと感じるが、今のメンバーであれば3番に置いても違和感はないはずだ。
1~3番で足で掻き回し、畠山、川端で返す形は悪くないように感じるのだがどうだろう?6~8番も最近好調な選手が並び、中々面白い打順になったのではないか?と感じている。(畠山が好調を維持して4番に座れているからこそのオーダーですが…)
とにかく今日は投手の八木以外先発全員安打と言うことで特に言うことはない。若手が躍動した素晴らしい攻撃だった。ミレッジ、バレンティンが欠場という状況はかなり厳しいですが、その中でどれほど戦えるか注目して見て行きたいと思う。「ピンチはチャンス」貴重な出場機会を活かしてレギュラーに駆け上がる選手の誕生を待ちたい。
投手陣は先発陣が安定し始めた。今日は八木が7回を被安打7与四死球2の1失点という数字を残した。ヒットを打たれながらも丁寧に投げ続け、決定打を許さなかった。強力阪神打線を7回1失点に抑えたのだから木谷同様自信を持ってもらいたい。以前より被本塁打の多さが気になったのだが、今日はヒットは全てシングルヒットだった。そしてゴロアウトが多い内容の投球だった。今まではキレの良いストレートでフライアウトを重ねる投球が多かったのだが、それでは中々結果が付いてこないことを感じていたのかもしれない。(調子の良い日は抑えられるが、調子が落ちると長打を浴びてしまうピッチング。)新たな先発八木像を見せてくれた。しかし今日は味方の援護もある中での投球だっただけに次の登板時にどんな投球を見せてくれるか注目したい。
P.S 阪神は上本が骨折で登録抹消なのですね。好きな選手だけに非常に残念です。レギュラーを掴みかけた時に怪我をする悪循環にはまってしまってますね。
そして今日は普段センターを守っている大和がセカンドの守備に就きましたね。最近はセンターに定着していましたが、この大和の内野守備は高校時代から非常に高い評価を得ていました。打球への反応とグラブ捌きは素晴らしモノを持っていると思います。「セカンド大和」と聞いてワクワクしたファンの方もいるのではないでしょうか?
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