今日の敗因は石川だが、先発オーダー変更するのが早くないか？

ヤクルト６－９ロッテ

嫌な連勝の止まり方ではあったのだが、いくらなんでも昨日の負けを引きずり過ぎではないだろうか？序盤で石川が掴まってしまい、好調の打線でも取り返せなかった。昨日のブログで比屋根と荒木を我慢して使ってほしい。と書いたのだが、２番にショート荒木、７番にライト飯原と小川監督はいじってきた。もちろん比屋根に関してはまだまだ不動のレギュラーという訳ではなく昨日のミスはあまりにも大きかったのかもしれないが、それまでの６連勝に貢献していたのだから、今日まではチャンスを与えても良かったと思うのだが…そして荒木の２番も個人的にはあまり好きではない。去年イースタンで首位打者を獲得したようにバッティング技術には確かなものがある。それならば場面によって様々な役割をこなさなければならない制約のある２番より、７番の方が合っていると思うのだが…
今日の敗因は石川だが、いじった打順の７番飯原がブレーキになってしまったのも痛かった。今日の負けで完全に今までの勢いは止まってしまったと考えて良さそうだ。
石川は球の威力も、コントロールもなく数字だけでなく内容も非常に悪かった。４回を被安打９（被本塁打１）与四死球２の８失点。という数字が残ったのだが、ストレートのキレがなく、どこに投げても打ち込まれてしまうような雰囲気になってしまった。そのため初回から弱気の投球となってしまった。初回も２回も２アウトからもう少し踏ん張れれば違った展開になったと思うのだが、踏ん張りきれなかった。QVCマリンの風の影響もあったかもしれないが、次々と芯でボールを捉えられてしまった。打線の援護はあっただけにもう少し何とかしてほしかった。擁護の仕様がない。

ちなみに石山と真田は２イニングずつ投げて、石山は１失点、真田は無失点という内容だった。大敗の中ではあったがそれなりに仕事はしたと思う。石山は失点してしまったが、ランナーなしの場面ではフォームも安定し、良いボールを投げていたのではないか？もう少し時間はかかると思うが、２軍で調整する前よりはボールの質は良くなっていると感じた。

打線は上記にも書いた通り個人的にはオーダーの入れ替えが必要だったのか疑問は残ったのだが、各々の打者に繋ぐ意識が浸透しているように感じた。これは非常に良い傾向だと思う。簡単には抑え込まれない打線になってきたと思う。それだけに昨日も今日ももう一押し欲しかったのは確かなのだが…
今日は、ミレッジが全治６か月で今季絶望との報道があり、ファンとしては非常に残念なのだが、繋ぐ意識を強く持ってこのまま打線の勢いを保ってもらいたい。
今日は雄平が猛打賞で打率をついに３割に乗せた。以前より私は雄平にはレギュラーとして出続けるなら最低でも３割を打ってもらいたいと言っていたのだが、今や５番打者としてチームに欠かせない存在となっている。ミレッジはいなくなってしまったが、今の所雄平がその穴を埋めている。この好調をいつまで維持できるだろうか？今まで淡泊に感じた打撃も最近では強く振る意識の中でも粘れている。今後が楽しみだ。
金曜日からは西武戦である。おそらく岸が先発してくると思う。正直非常に嫌な相手である。それだけに痛い痛いロッテ戦２連敗となってしまった。

P．S　交流戦ということでパリーグの選手をじっくり見れるのだが、やはり面白いですね。昨日サヨナラ３ランを放ち、今日も石川から３ランを放った加藤翔平は右打席、左打席共に長打が期待できる日本人離れしたスイッチヒッターである。やはりこういう選手が現れるのはプロ野球ファンとしては非常に嬉しく感じる。日本ハムの大谷翔平もそうなのだが、子どもが憧れるような個性的な選手が沢山出てきてほしい。
ちなみにクルーズのショートの守備もいかにもメジャーリーガーという感じで一見の価値がありますね。逆シングルからのノーステップスローの軽やかさは日本人選手では中々真似できないだろう。


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