小川監督そろそろこの先発オーダー止めませんか？

ヤクルト２－４広島（延長11回）

終盤追いつかれての延長戦での敗北ということで昨日と似たような展開になってしまった。カーペンターに続いて今日はバーネットが一発を浴びてしまった。後半戦のポイントになるのでは？と感じていたカーペンター、バーネットがこの調子では巻き返しは厳しいだろう。しかし個人的には小川監督の先発オーダーに苦言を呈したいと思う。

その前にいつものように投手陣の事から触れていきたいと思う。先発の石山は前回の登板に続いて今回も素晴らしいピッチングを見せてくれた。コントロールも安定しており、今日も7回を被安打４（被本塁打１）与四死球２の1失点と田中のホームラン以外はほぼ完璧な投球を見せてくれた。その田中のホームランに関しても決して失投ではなく、打った田中を誉めるべきホームランだったと思う。
試合を見ていないため分からない部分もあるが、この石山私が想像していた以上に器用な投手なのかもしれない。リリーフ時はリリーフ時用のピッチングを行い、先発時には先発時用のピッチングを行えている。もう少し様子を見なければならないが、先発としてこれだけ安定したピッチングを披露してくれていることに驚いている。
問題の8回はカーペンターではなく秋吉を持ってきた。やはりカーペンターの調子が少し落ちてしまっているのだろうか？そんな中での登板となった秋吉は、8回をしっかりと無失点で抑え、仕事を果たした。
今日こそはこのまま逃げ切りたかったのだが、一昨日、昨日のカーペンターに続いて今日はバーネットが丸に同点ホームランを浴びてしまい、逃げ切りに失敗してしまった。この丸のホームランも決してバーネットの失投ではなかったと思う。丸のバッティングを誉めるべきホームランだったと思う。
その後サヨナラのチャンスを逃すなどして延長戦は11回までもつれ込むのだが、最後は久古が2アウトからピンチを招き、會澤に勝ち越しタイムリーを浴びてしまう。このタイムリーに関してもやはり2塁ランナーの赤松のスピード感あふれる走塁を誉めた方が良いのかもしれないが、ライトの雄平は前回の巨人戦に続いてあの当たりでホームまで返してしまってはならない。チャージのかけ方、モーションの大きさをもう少し修正できないだろうか？

結局今日も先発石山に勝ち星を付けて上げることが出来なかった。10回に江村がそれなりの投球をするなどリリーフ陣にも見るべきもののあるゲームだったが、今日は勝たなくてはならないゲームだったと思う。

打線はとにかく先発オーダーに苦言を呈したい。今日のオーダーは…

1番　セカンド　　　　山田
2番　センター　　　　比屋根
3番　サード　　　　　川端
4番　レフト　　　　　　バレンティン
5番　ライト　　　　　　雄平
6番　ファースト　　　田中浩
7番　キャッチャー　中村
8番　ショート　　　　谷内
9番　ピッチャー　　　石山

いくら相手の先発がサウスポーの戸田だからと言ってここまで右バッターにこだわる必要はないと思うのだが…戸田が左バッターを圧倒的に抑え込んでいるのなら分かるのだが、そういう訳でもない。そしてショート森岡に関しては結果を残しているのだから相手が左ピッチャーというだけで代えて欲しくはないし、センターの上田に関しても昨日のファインプレーもあって気分的に乗っていたはずだ。そして何より意外と左ピッチャーを苦にしないタイプなだけに今日は起用してほしかったと感じた。そしてファースト田中浩に関しては、そろそろ止めにしてほしい。昨日は大事な場面で代打荒木にバントという場面があったが、個人的には昨日の代打で田中浩、今日の先発で荒木の方が理に適っているように感じるのだが…

まあ素人がそんなことを語っても仕方ないのだが、ちょっと相手投手の右左で選手を使い分けすぎているように感じる。先日トレードで川島を放出したので、てっきりショートは覚悟を持って森岡を起用していくのだと感じていたのだが、どうやらそういったことではなかったようだ。それなら何故川島を放出してしまったのだろうか？ちょっとチームとしてのちぐはぐさが目立っている。

そんな中今日は4番レフトで出場したバレンティンがホームランを含む2安打2打点と結果を出してくれた。身体の状態が心配だっただけに少しホッとした。

この3試合、打線は3点、4点、2点と広島投手陣に抑え込まれてしまった。魅力的な選手は多いのだからもっと積極的な野球が見てみたい。小川監督が弱気になっているように映るのが気になる。


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