今年ももうすぐ夏の甲子園が始まろうとしている。また時間があれば予想&注目選手の記事を書こうと思っているのだが、昨日高校野球ファンにとっては中々面白い番組をやっていたため記しておきたいと思う。
その番組は「アメトーーク」である。バラエティ番組なため賛否両論あるかもしれないが、私はお笑い番組も好きなので楽しく見ることが出来た。高校野球マニアの方にも初心者の方にも楽しめる番組構成になっていたと思う。1990年以降の名試合やプロ野球選手の高校時代に焦点をあてていた。
私も幼い頃から高校野球観戦が大好きだったのだが、よくよく考えると準々決勝以降の試合をしっかり見ることは少なかったことに気付いた。何せ私の出身地長野県は夏休みが短い。7月後半から8月20日前後までしか休みがないため、一番盛り上がる時期は学校で授業中なのである。担任の先生が野球好きだとテレビ観戦させてくれたりするのだが、そうでなければ見ることは出来ない。今回番組で取り上げられていた名勝負もフルでしっかり見た試合は1試合もなかった。それでもどの試合も伝説の試合である。
2007年の佐賀北対広陵は甲子園全体が佐賀北を応援するムードになり、そのムードに主審まで飲み込まれてしまったように感じた8回裏の佐賀北の攻撃は正に伝説のイニングだったと思うし、1996年の松山商対熊本工の9回2アウトからの澤村選手の同点ホームラン、10回裏のライト矢野選手の伝説のバックホームは20年近く経った今でも色褪せない名シーンである。その他にも伝説の乱打戦となった2006年の智弁和歌山対帝京、2009年決勝の中京大中京対日本文理など素晴らしいゲームが取り上げられてた。
振り返って見ると本当にどのゲームもドラマ性があり、面白いゲームばかりである。芸人さん達の熱いトークも非常に面白かった。おそらくマニアックな芸人さん達のことなので、今回取り上げられたゲーム以外にも隠れた名勝負を各々持っているように感じさせてくれた。特にトータルテンボスの藤田氏のマニアックさには驚かされた。スポーツ雑誌などにも登場して高校野球について語っている方なので詳しいことは知っていたが、ここまでとは思わなかった。裏話の情報量など驚くべきものだった。最近の高校野球芸人と言えばアンジャッシュの渡部氏なのだが、渡部氏は良くも悪くも勉強の跡が伺える。元々野球は好きだったと思うのだが、仕事にするために必死で勉強しているのだな。と感じさせてくれる。逆に藤田氏やかみじょうたけし氏は、本当に根っからの高校野球マニアだと感じさせてくれる。天然の高校野球ファンの臭いをプンプンと感じる。出演者の芸能人の皆さんそれぞれに高校野球への愛が感じられて非常に面白かった。この「高校野球大大大好き芸人」は来週も放送されるということで楽しみに待ちたいと思う。高校野球好きの方は見て損はない番組だと思います。
私もいつか個人的な名勝負などをこのブログで書ければと思うのですが、しっかり見た試合のなかでパッと浮かぶのは91年の松商学園対四日市工業の延長16回サヨナラ押し出し死球の名勝負と94年の佐久高校対水戸商業の木下選手のサヨナラスクイズのゲームが印象に残っている。
日本中が盛り上がった試合でなくとも自分の出身都道府県の試合など一人一人に心に残る名勝負はあるのではないだろうか?このブログを読んで下さっている方々はおそらく高校野球好きの方が多いと思うので、皆さんの中の名勝負をコメントで伺うのも面白いのかな?と思っている。
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コメント
チラッと録画見たんですけど、中々面白そうでしたねぇ~。
私の高校野球好きはかなり最近からで、番組内でもありましたけど、2009年の中京大中京が多分高校野球をよく見るようになったきっかけです。県予選の決勝戦で初めて中京の試合を見たとき、これは久しぶりに愛知県いけるんじゃないか?と思って注目していました。
日本文理との決勝戦の最終回は、今見ても本当に鳥肌が立ちます。
他には、2006年の決勝戦は当然印象に残っていますが、2008年だったでしょうか、静岡の常葉菊川と智弁和歌山の試合は凄くて強烈に印象に残っています。現・ファイターズの西川が1年生で物凄かったというのもそうですが、常葉のセカンドの町田選手のファインプレーは本当に凄かったです。
夏の甲子園は毎年楽しみですね~。
> ユウさんへ
アメトーーク面白かったですよ!次回も必見です。
常葉学園菊川対智弁和歌山、私も見た記憶があります。物凄い乱打戦の試合ですよね?智弁には西川や現巨人の坂口がいましたかね?常葉菊川は確かエースの戸狩が怪我をおしての登板でセンバツ時とは別人になっていたのが印象に残っています。セカンドの町田選手の守備は大会期間中神憑ってた記憶があります。
やっぱり皆さんの思い出の試合を聞くのは面白いですね。ちょっとコメント募集してみようかな?