DeNA打線も本物

ヤクルト３－６DeNA

雨の影響で1時間21分遅れで始まった試合は、小川がDeNA打線に掴まり、３－６での敗戦となった。最近はヤクルト打線が注目されることが多かったのだが、やはりDeNAも中々の強力打線である。今日は力負けである。

試合開始が1時間21分も遅れる中で小川ー高崎の両先発投手は難しい調整が強いられたと思う。そんな中での登板となった小川だったが、調子自体はそこまで悪くなかったのではないだろうか？小川自身も「詰めが甘かった。」とコメントしているようだが、2アウトからの失点であったり、四球が絡んでしまったり、投手にタイムリーを浴びたりと小川らしくない投球に終始してしまった。こういったミスが少ないのが小川の大きな武器の一つなのだが、今日は崩れてしまった。それでも今日に関してはDeNA打線を誉めた方が良いのかなと思うようなDeNA打線の粘り強いバッティングが印象に残った。
小川に関しては、ボールの威力自体は怪我前の状態に戻ってきていると思う。しかしそこに細かいコントロールが付いてきていない印象である。追い込んでからの決め球が甘くなり打たれてしまったり、ファールで粘られてしまったりと苦しい投球となってしまった。小川に関しては、投手としての総合力で勝負する投手だけに今日のような内容になってしまうと打ち込まれてしまう試合も増えてしまうだろう。それでも同じような失敗を何度も繰り返すような投手ではないと思われる。次の登板に期待しよう。完全復調までもう一歩の段階まで来ていると思う。

打線はDeNA先発の高崎らに抑え込まれ、連続2桁安打は10試合でストップしてしまった。ここまで出来過ぎだっただけに今日の負けも仕方ないと思う。強いて言えば3回の0アウト1，2塁で川端、バレンティン、雄平のクリーンアップが仕事が出来なかったのが痛かった。ここで勢いが止まってしまった印象だ。
それでも今日はバレンティンがホームランを含む猛打賞と気を吐いた。誰かがしっかり結果を残す打線はやはり相手からしたら脅威に感じると思う。火曜日からは広島、中日との敵地での6連戦となるが、DeNAに比べれば組し易いと考える。とにかく最低でも勝ち越してもらって、私達ファンを少しでも楽しませてもらいたい。

P．S　結果論となってしまいますが、昨日の負けが痛かったですね。やはり勝てる時に勝っておかないとこういうことになりますね。


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