ヒース攻略も投手陣が踏ん張れず2年連続最下位確定

ヤクルト9-12広島

前回抑え込まれたヒースを攻略し、乱打戦に持ち込んだのだが、終盤に投手陣が粘れず、2年連続最下位が確定してしまった。

投手陣は特に語ることがないくらいに打ち込まれてしまった。特に菊池、丸、エルドレッド辺りにはシーズン通して満遍なく打たれてしまっている印象がある。今日は菊池に4安打、丸に2安打、エルドレッドにホームランを含む3安打5打点と打たれまくってしまった。ダメ押しとなる3ランホームランを浴びた會澤にもよくやられた印象が残っている。

先発のナーブソンは前回に続いて打ち込まれてしまった。3回を被安打6(被本塁打1)与四死球1の5失点と良いところなく降板となってしまった。相川とバッテリーを組んでからカーブを上手く使い、緩急で相手打線を抑え込んでいたのだが、今日はストレートも変化球も少し甘く入ってしまった印象がある。広島打線に掴まってしまった。来シーズンも残留との報道もあったかと思うが、果たしてどうなのだろう?
リリーフ陣も古野、松岡、久古と乱れてしまい、結局12失点という大量失点を喫してしまった。特に松岡と久古は酷い出来だった。来シーズンに向けての投手編成も非常に難しいものになりそうである。

打線は消化試合オーダーながら山田、雄平が結果を残し、ヒースを攻略して見せた。3回に山田のタイムリーで1点差に詰め寄ったのだが、序盤で5点を奪われ敗色濃厚な展開となってしまった。それでも4回に雄平のホームランで1点を返すと、5回にも雄平がヒースの初球を叩き、同点に追いつく3ランホームランを放ってみせた。4回の一発も5回の一発も初球を叩いたものなのだが、雄平らしい豪快なスイングから素晴らしい打球を飛ばしてみせた。あれだけ振ると体勢を崩されてしまいそうな気もするのだが、雄平は持ち前の身体能力も活かしてホームランだけでなく率もしっかり残している。好投手ヒースからの2連発は雄平の実力を示すに十分はホームランだった。
最多安打のタイトルを目指す、山田も3回のタイムリーだけで終わらず、6回に一旦は逆転となる2ランホームランを放ってみせた。内角のストレートにしっかり反応して完璧に捉えてみせた。これまた素晴らしいホームランとなった。これで最多安打争いは、山田と菊池と大島が184安打で並んだということだ。今の勢いから言うと菊池、大島に分がありそうなのだが、山田の方が残り試合が多いため、何とも言えない状況である。山田には是非最多安打のタイトルと30ホームランを達成してもらいたい。チャンスはありそうだ。
その他の選手も5番に入った相川が4安打、アピールしたい荒木、武内、松井が2安打とそれぞれ結果を残したが、ここぞの場面で1本出すことが出来ない場面も目立った。18安打を放ち、得点を奪った場面以外にも多くのチャンスがあったのだが…9得点に終わってしまったという印象が残った。結局打点を上げたのは山田、雄平、代打でタイムリーを放った畠山のみということでこれだけ打っても何だかんだで課題が多いゲームだったように思う。

P.S 畠山は規定打席に到達し、打率を3割に乗せたこともあり、スタメンから外れましたね。精神面の強い選手とは思えず、この3割という数字を自信に繋げるために休ませるというのも分からなくはないのだが、すでに最下位が確定しているチームで「3割」という数字にこだわり、試合に休ませてまで達成する意味は本当にあるのだろうか?畠山は年齢的にはチームのリーダー的存在にならなければならない選手である。最後までスタメンで試合に出続けてチームメイトを鼓舞する姿も見たかった。というのが私の正直な気持ちである。

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コメント

  1. パンダ より:

    今日は菊池選手は全部敬遠して欲しい。ブーイング浴びても!!山田選手にタイトルとらせたい。最下位決定したし本当は勝負して抑えてもらいたいけど!!   最下位なのでドラフト2位の指名が最初なので有意義にして欲しいですね!!!!

  2. FIYS より:

    > パンダさんへ

    ちょっと菊池選手には打たれ過ぎですよね。この3連戦でも9安打を許してしまいました。それでもこうなったら山田選手の最後の爆発に期待しましょう。
    ドラフトは確かに13番目の選手が獲れるので上手く活用してもらいたいですね。

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