杉浦と中澤

ヤクルト２－３SK（練習試合）

少し遅くなってしまったが、16日の練習試合について少し触れておきたいと思う。やはり情報が少ないため憶測での記事になってしまいますがご了解下さい。

投手陣に関しては、杉浦と中澤の好調さが目立ったようだ。杉浦は2回を無失点とほぼ完璧なピッチングを見せてくれたようだ。その投手としての潜在能力の高さと総合力の高さは昨シーズン終盤から見せてくれていたのだが、どうやらその実力は本物と見て良さそうだ。各報道機関や専門誌などでもこの杉浦を評価する記事を多く目にするような気がする。課題はやはりフィジカルとコンディショニングだと思う。昨シーズンに関しても調子の良い日と悪い日で差があったように感じただけにこの部分だけは長いシーズンを考えると不安が大きい。それでも調子が悪いなりに6回3失点以内（いわゆるQS）くらいにはまとめられるだけのクレバーさも持ち合わせている投手に感じる。個人的にも期待値が非常に高い選手なだけに今シーズンの大きな飛躍を期待したい。

そしてもう１人気になったのは中澤である。2回をパーフェクトで3奪三振という成績を見ると相当ボールがキレていたのでは？と期待してしまう。昨シーズンは中盤以降リリーフを任されるようになってから見違えるような結果を残し始めたのだが、個人的にはまだまだ信用できないかな？と感じていた。しかし今シーズンの初実戦でこれだけの投球を見せられると期待したくなってくる。以前「中澤雅人」の記事でも書いたのだが、高校時代は富山を代表する本格派サウスポーであり、三振を奪えるスタイルの投手だったのだが、年齢を重ねるごとに技巧派にモデルチェンジしていった投手という印象が強い。しかしここに来て短いイニングで勝負できる環境になってから、高校時代のようなキレのあるボールが戻ってきているのかもしれない。期待するには充分な初実戦での数字である。

野手陣に関しては、今日も4番雄平、5番畠山の並びを試してきた。真中監督の思惑としては、バレンティンが開幕に間に合わなかったとしてもこの4，5番の並びは固定するつもりなのだろうか？（となるとやはり2番川端ですかね？）今後の試合の先発オーダーも楽しみにしたいと思う。


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