ヤクルト5-4ロッテ(オープン戦)
今日も訳あって短めにまとめたいと思います。
先発の石川は5回を被安打3与四死球1の2失点(自責点1)という安定した数字を残して見せた。自らの悪送球から1点奪われてしまった部分はもったいなかったが、開幕第2戦の3月28日に向けてしっかり仕上げたと言っても良いのではないだろうか?この辺りは流石ベテラン石川である。
この石川には多くを望むことはないが、1年間安定して6~7イニングを投げてもらいたいという希望はある。7イニングとなると少し高望みな部分もあるのかもしれないが、球数にして100球前後はきっちり投げてマウンドから降りてほしいと感じている。今日は5回で73球ということで球数という面からみてもまずまずの投球だったのではないだろうか?
このブログでも何度か記してきたように今シーズンの開幕シリーズは例年以上に重要な意味を持っていると感じている。開幕戦で勝利した場合はその勢いをつなげるピッチングを、負けた場合は嫌な雰囲気を断ち切る役割を期待される。難しい役割であるが、今のヤクルトの先発投手陣を見渡すと開幕第2戦に最も適した投手ではないだろうか?石川らしいピッチングを見てみたい。
リリーフ陣では今シーズンの1軍での初登板となった松岡が1回を被安打2与四死球1の2失点と結果を残せなかった。今シーズンは基本的にはリリーフでの起用となるのだろうか?近年起用法が固まらないことは少し気の毒だと思うが、起用法を固定できるほどの実力がないこともまた事実である。開幕1軍には残さず、もう少し様子を見ても良いのではないだろうか?
また8回に登板した徳山は、今江、角中、ルーキーの中村をしっかり三者凡退に仕留め、その裏の味方打線の逆転劇に貢献して見せた。同点時または僅差のビハインド時に起用されるのではないだろうか?自分の働き場所を確保してもらいたい。
野手陣はバレンティン以外の主力組が開幕スタメンに顔を揃えられそうである。ミレッジに関してはやはり肩の状態は気になるが打撃は問題ないようである。今日もロッテのサウスポー、チェンから2打席連続ホームランとそのパンチ力をいかんなく発揮してくれた。バレンティンの代わりにしっかり3番バッターの役割を担ってもらいたい。好きな選手だけに開幕が楽しみになってきた。以前のハッスルプレーをまた見せてほしい。
その他の選手も主力組はまずまずと言って良いのではないだろうか?大引は結果的には1安打だが、他の方のブログなどを見ていると今日は守備も良かったようなので好印象である。守備に大きな課題があるチームだけに大引の存在は心強い。
そして昨日ヒットのなかった中村も2安打としっかり結果を残して見せた。外野の残り1枠以外はしっかりメンバーを固定できそうである。自分の役割をしっかり理解して打席に入れるのではないだろうか?
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コメント
人工芝を全面改装した試合を昨日と今日、映像で見ましたが、神宮での打ち合う試合も減るのかなと思いました。
新しい人工芝は打球の勢いがかなり落ちるのとボテボテの当たりは内野安打になるので左打者には有利に働くかなと思います。
また守備もエラーが多かった内野陣も速い打球の恐怖感がなくなるので守備率も良くなるかなと感じています。
それともう1つマウンドの土もメジャー仕様の固い粘土質になっているみたいで掘れなくなったので石川とかの技巧派や終盤でマウンドが掘られた状態で出る救援陣には良い方向に働く気がしす(バーネットとか)が逆に小川など踏み込みが重要な投手は苦労しそうな感じがしました。
大引の加入は大正解に感じます。外野への指示出しも的確らしいし、畠山川端といった中核の内野手は積極的に周りを引っ張るタイプではないので、そういった意味でもオリックス、日ハムでキャプテンを務めた大引は必要な人材でした。
あとリリーフ陣、特に徳山秋吉が完璧に抑えたのは美しい。ヤクルトじゃないみたい(笑)
> kさんへ
人工芝情報ありがとうございます。現在のヤクルトのストロングポイントは打撃だと思うのでそう考えると今回の人工芝の全面改装はヤクルトにとってはマイナス要素の方が大きいですかね?
マウンドも固くなったのですね?投手陣がどうアジャストしてくるか気になりますね。
> saboさんへ
大引獲得には当初は反対でしたが、今となっては良い補強が出来たと感じています。大引に簡単にレギュラーを奪われることがないようにしてもらいたいとの記事も書きましたが、大引の実力が頭一つ抜けていましたね。
秋吉、徳山共にシーズンでも頑張ってもらいたいですね。