FIYS的2015キャンプ、オープン戦振り返り

今日はキャンプ、オープン戦の振り返りをしてみたい。昨日の記事で一応70点くらいかな？と言うことを書いたのだが、改めて振り返って見たい。キャンプ前に「2015年キャンプのポイント」と言う記事を書いていたため、その記事に沿って点数を付けながら振り返っていきたい。

①由規、ミレッジの状態　75点
・下手をすると2人とも箸にも棒にもかからない可能性もあるのでは？と考えていたのだが、個人的には考えられ得る中では良い状態にまで戻って来たなと言う印象がある。
ミレッジは守備に関しては不安があるが、打撃に関しては長打力を発揮し、相手に脅威を感じさせるレベルにまでは持ってこれたと感じている。バレンティンが欠ける中で3番にミレッジがいることはチームにとって大きいと思う。
由規は本当に1段ずつ階段を登っている。昨日はイースタンで4イニングを投げたのだが、徐々にイニング数、球数を増やしていってもらいたい。選手生命に関わるのではないか？というような怪我からよくここまで戻してきたと思う。何とか今シーズン中には1軍のマウンドに戦力として戻ってきてもらいたい。

②遊撃手争い　85点
・FAで加入した大引に簡単にレギュラーを取られるようなことがあってはならないと思う。と書いていたのだが、大引と他のヤクルト遊撃手の間にははっきりとした実力差が存在したようだ。正直競争にはならなかったのだが、堅実な守備と打撃のある大引が加入したこと自体がヤクルトのチーム力を引き上げてくれると思う。
課題はバックアップメンバーだろう。森岡、谷内、西浦は自身の課題と向き合ってチーム内での居場所を見つけてもらいたい。

③オンドルセク　60点
・キャンプ前はフィジカル面にさえ問題がなければそれなりに通用するのではないか？と感じていたのだが、実戦での登板を見てみると打者を圧倒するような威圧感は感じられない。正直信頼を置ける状況とは言えないのだが、オープン戦最終盤になって多少は球速が上がってきたようなので何とか僅差の勝ちゲームで起用し続けられるような投球を期待したい。一応開幕時にはセットアッパーとして起用されるようなので60点という点数を付けてみせた。この60点という数字は皆さんどう感じるでしょうか？低く感じる人、高く感じる人どちらが多いのでしょうか？

④外野手争い　60点
・とりあえずミレッジが戻ってきて良かったのだが、バレンティン不在時の外野手を最後の最後まで固定することは出来なかった。シーズンに入ってからも日替わりで起用する事になりそうである。
オープン戦で結果を残したのは藤井とユウイチだった。ユウイチはオープン戦終盤で1軍に合流するとアピールポイントであるバッティングでしっかりアピールしてみせた。報道を見てみるとこのユウイチが開幕スタメンの最有力候補ということだが、そうなると外野の守備陣に関しては相当不安が大きい。個人的にはユウイチはあくまでも代打の切り札もしくは交流戦でのDHでの起用が最も合っているのではないか？と感じている。
しかしやはりシンプルにオープン戦で結果を残した選手を起用するというのは悪くないことだと思う。そういう意味ではまずはユウイチや藤井を積極的に起用していくことで選手達のモチベーションも上がって来るかもしれない。

一応こんな振り返りにしてみました。皆さんはヤクルトのキャンプ、オープン戦を振り返るとどんな印象をお持ちでしょうか？


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