福原愛VS石川佳純

　ロンドンオリンピックを前に幼い頃から注目を集めていた福原愛選手が、１３度目の挑戦でようやく全日本のタイトルを獲得した。相手は昨年１７歳で全日本を制した石川佳純選手。すでにロンドンオリンピックの内定をもらっている選手同士の決勝となった。
　普段卓球を見る機会は少ないのだが、日本の卓球のレベルは徐々に上がっていると感じる。この２人のライバル対決も白熱したものとなった。結果は４－１で福原の勝利。ロンドンでの個人戦でのメダル獲得は中々難しそうだが、団体戦であれば射程圏内に来ていると感じる。
　福原は、世界ランクでは上位だったが、全日本では、平野や石川に優勝をさらわれていた。人気先行の面があるのではないか？と感じていたのだが、今回の全日本制覇で本物になってきたと感じた。
石川もサウスポーからの攻撃的スタイルで世界でも充分に戦って行ける選手である。２人ともまだまだ若いだけに今後のライバル対決が楽しみである。


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