NPB最強投手候補 高橋宏斗

2024試合結果


ヤクルト0-6中日

このブログは、基本的にはヤクルトのことを中心に綴っているのだが、ここ数年でヤクルト以外の選手で最も取り上げている選手はもしかすると、この高橋宏斗かもしれない。まだ高卒4年目の21歳なのだが、ストレートとスプリットのコンビネーションを軸とした投球は圧巻である。今のNPBでは、セパ合わせて何人かの最強投手候補がいると思うのだが、「今」の最強投手として高橋宏斗の名前を挙げる人は多いのではないだろうか?

今日は高橋宏に7回まで投げられ、ヤクルト打線は得点を奪うことが出来なかった。チャンスらしいチャンスは、初回と7回の2イニングのみだった。7回に関しては、すでに6点ビハインドの展開になっており、相手を焦らせるまでには至らなかったのではないだろうか?そうなると高橋の立ち上がり、初回のチャンスを活かしたかった。1アウト後、先日のゲームで4-4と結果を残した赤羽が自身6打数連続ヒットとなるセンター前ヒットで出塁すると宮本は四球を選び、1アウト1,2塁のチャンスで村上、オスナを迎えるという理想的な形を作ってみせた。しかし、ヤクルト期待の村上、オスナは、高橋宏の前に連続三振に倒れてしまった。今日、ヤクルトに勝機があるとしたら、この初回に先制点を獲るしかなかった。後は、高橋宏の投球を称える他ない展開となってしまった。ストレートの威力と質、スプリットの質とコントロールは、見事という他ない。ほぼこの2つの球種だけで打者を圧倒する姿は、日本人が好む「本格派」投手の姿である。
今シーズンは、多少出遅れながらも、ここまで13試合に先発し、93イニングを投げ、自責点は5というにわかには信じられない数字が残っている。決して得点力が高くない、中日にあって、8勝1敗という勝敗を残していることも見事である。ちょっと打てる気がしない投手である。今後の対戦時には、まずは投手陣が出来るだけ失点を防ぐようにしなければ、勝利を手にすることは難しいだろう。後はワンチャンスを活かせるかどうかである。高橋宏が先発する中日戦は、非常に難易度の高いゲームになることは、間違いないだろう。ファンとしては、切り替えやすい敗戦という部分もあるのだが、選手、首脳陣は、そんなことも言っていられないだろう。それでも上手く切り替えて明日のゲームでしっかり勝利を手にしてもらいたい。

髙橋宏が圧倒的な投球を見せ、プレッシャーを掛けてくる中で、ヤフーレは、そのプレッシャーの前に屈した訳ではないと思うのだが、初回から制球が定まらず、苦しい投球となってしまった。初回は、先頭の村松にいきなり死球を与えてしまうと、その後ピンチを広げ、細川の内野ゴロの間に1点を許してしまうと、4回には岡林にタイムリー、5回には細川にタイムリー2ベースを浴びてしまい、4回1/3で降板となってしまった。今日の試合展開、相手先発投手を考えると、ここまでで3点を失ってしまったことは致命的なことだった。代わった高梨も加藤匠にタイムリーを浴び、丸山和のエラーも重なる中で2点を失ってしまい、試合の大勢は決まってしまった。

今日は高橋宏斗を称賛する以外、特に書くことがないゲームだと思っている。プロ野球ファンの一人として高橋宏斗の投球を堪能させてもらった。今後どのように崩していくだろうか?打倒高橋宏斗にチーム全体で取り組んでもらいたい。




つば九郎のぽじてぃぶじんせいそうだん。 [ つば九郎 ]

価格:1100円
(2024/7/30 22:20時点)
感想(10件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

  1. 超匿名 より:

     高橋相手にバンテリンで負けるのは仕方ないですかね。神宮で対戦する時は打ち崩して欲しいものです。

    • fiys より:

      超匿名さんへ

      高橋宏に関しては、神宮でも簡単には打ち崩せないと思っています。それでも勝たなければなりませんが。

タイトルとURLをコピーしました